すず太郎“元モデル”肩書き獲得編：第5話「いよいよデビュー」編その弐

皆さんおはようございます。

前回の記事はこちら

いよいよ初仕事（シャンプーのＣＭのエキストラ）が決まったすず太郎ですが、秘密結社風な機械音で指定された場所に向かいます。

※確か「日曜日のお台場に朝7時ぐらいに来い」って感じの指示だったと思います。ちなみにこの時もスーツ持参でした。あ～面倒臭い。

後々気付くんですけど、日曜日の撮影って割と多くて、企業が多く入ったビルだと日曜日大半の企業が休みなので撮影場所として借りやすいんでしょうね。

そんなこんなで日曜日の閑散としたオフィスビル前に集合します（はっきり覚えてませんが、エキストラの方々は40～50人いたような気がします）。

来ている人の傾向は様々でしたが、比較的男性の方が多めで、年齢も様々でしたね。

ようやく7時になり、ＡＤの方が全員に今日の流れを用紙を配って説明します。

記憶を辿ると・・・

場所はロビー（1階エントランス）及び2階に向かう階段での撮影

ストーリーは

①主役のモデルが2階から1階に降りてくる

②関係者が彼女が通り過ぎると振り返る（シャンプーの香りが良いというイメージでしょう）

③ロビーでも同様の撮影

こんな感じでした。

設定はテレビ局だったらしく、40～50人ぐらいに一応配役が決まっていくのですが、私は・・・

ロビーで直接すれ違わないＡＤ（的な）人です！！

ここでがっかりなのが･･･スーツいらないじゃん！！

私服のまま撮影になりました。

はぁ・・・

一応他の役どころで当たり？的なイメージだと、

・カメラマン（実際の機材を持たされてました）

・すれ違うディレクター（何となく偉そう）

あたりかと思うんですが、結果的にカメラマンに選ばれた方は本物のカメラを持って階段を上り降りさせられてましたので、かなりの重労働だったように見えました。

で、その後の流れはリハーサルを何回かして、いよいよ本番！！って時に、忘れかけてましたが主役の方が登場します。

ここで私のテンションは急上昇！！

ハーフの綺麗な女性モデルさん登場です！！

ただ、顔は今でも鮮明に覚えているんですけど、当時も名前が売れいたような方では無かったので調べようが無い・・・（結局未だに調べられてません・・・）

しかしここでテンションの上がったすず太郎は、「今日は何かしら爪あとを残す！！」と決意するのであった。

つづく