ベビが入院した話し④〜初 救急車〜

そんなこんなで、イライラしては反省を繰り返す私と、ぐったりして青白い顔のベビ、そわそわするパパのもとへ救急車が到着。
後から知りましたが、救急車もイタズラで呼ぶ人いたり、呼ばれても半数が軽症だったりで、救急隊員の方達が振り回されている現状。しかも一日平均16〜18件は発生。。。
本当に大変な思いをしている方が報われないとか、救われないとか、いい加減やめなきゃね。反省です。

救急車に乗り込んでからも、ベビのバイタル測定や搬入先の病院への報連相、等で発車まで時間は少しありましたが、その間ベビも泣かずに居てくれて心なしか周りをキョロキョロ。。。

だよねー…うんうん。不思議だよね。元気だったら喜ぶんじゃないかなぁ。なんて、共感していた私。

サイレンを鳴らしながら発車した救急車の中、安堵感が漂ったのも束の間でまた吐いたベビ。もう吐く物も無いのか、強いえづきが苦しそう。
「ベビは強いね!大丈夫だよ、もう痛いのなくなるからね!」と必死に背中をさすり、パパもよしよしと頭を撫でて「大丈夫だよー、もう着くからね」と顔をタオルで拭く。

先程までとは違い泣かないベビに、「ベビも、もう大丈夫なんだって安心してるみたい」と、我が子への愛、親バカを発揮していた私はあることに気づきました。

ベビは、ウトウトしていない。そしてずっとある1点を見つめている。その先を辿ると・・・

え?

え?

щ(゜ロ゜щ)オーーイ

救急隊員のお兄さん見過ぎだろ!!
しかもめちゃくちゃイケメン!!!

そうです、こんな緊急事態にベビはイケメンを発見し女子を発揮していたのです。

状況としてはベビの位置からは緊急隊員の方や車前方の運転席まで全てが見える状況なんですが、明らかにそのお兄さんだけを凝視していました。

これにはパパも苦笑い。

そりゃ、ベビも泣かないよね、できる限り良いとこ見せたいよね

だって、女の子だもん。

対して、ボサボサ頭、眉無しすっぴんのカーチャンでごめんね。。。

病院に到着し、病室まで送ってくれたイケメン(の救急隊員さん)にお礼を言い、しんどいくせに手を降るベビ。もうその人しか見てない。
片方の救急隊員さん(おじさん)になんて失礼か!!

子供って素直、そして残酷。。。

何にせよ病院に到着して安心、そしてこの病院がかなり良かったのでまた続きを投稿します。

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