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くじら島旅行記《中編》

《前回の冒険の記録》
両親への恩返しのために無人島「くじら島」を貸し切ることを決意したくま。待ちに待った当日、仕事終わりに新幹線で岡山駅に向かい、車で迎えに来てくれた両親と合流してホテルへと向かいます。

はい、皆さんこんにちは!!

今回は前回に引き続きくじら島旅行記《中編》の記事になります。

本当は2022年中にくじら島の思い出は全てnoteに残すつもりだったんですけど、書いてる間に大ボリュームになりすぎて結局《前編》を昨年に取り残したままドタバタと2023年を迎えてしまいました…。無念。

なので新年一発目のnoteは2022年の一番の思い出から語っていこうと思います!!
本当は今年作る予定のうさぎの絵本についてのお話がしたかったんですけどね〜〜。まぁそれはおいおい別の記事でまとめていこうと思います!(兎さんとのボードゲーム作りに絡んでくるお話になってます)

あっ、そうだ……

皆様あけまして
おめでとうございました!!(突然)

《急遽12/31に制作した年賀状》

昨年も大変お世話になりました。
noteを始めたのは最近なのですが、今のところゆるゆると楽しみながら活動日誌を書けてるので、これからも無理のない範囲で想像と創造の記録を残していこうと思っています!
今年も引き続き生温く見守ってもらえると嬉しいです❀ 

……はい、では急にぶっ込みすぎた感は否めないんですけど、新年のご挨拶も(一応)ちゃんとできたところで、気を取り直して「くじら島」で過ごした時間を当時の日記を読み返しながら皆さんと一緒に振り返っていきたいと思います!

さぁ、それでは今回も張り切ってくじら島での冒険のお話をしていきましょう〜!

はじまりはじまり〜!!(パチパチパチ)


◇岡山駅からホテルへ

23時前に岡山駅に辿り着き、改札口と在来線の乗り換え口を間違えて駅員さんに止めらるという恥ずかしいミスを犯しながらもなんとか両親と合流した鈴白くま。

くま家族全員で遊んでいるポケモンGOで、桃太郎像のジムを乗っ取ってから車に乗り込んでホテルへと向かいます。ちなみに私のポケモンはメタグロスです。かっこいいね!!

《くま家族は全員黄色のチーム》

日記によると、車に乗り込んだ私は、先日友達の前で作っていた自作の「サンタvsトナカイ」という地獄のようなラップバトルのリサイタルを両親に披露していたらしいです。
うわ、日記にちゃんと当時披露したラップ書いてるよ…。

「俺が参上!俺はサンタ!あんなに大きな袋持ってあんたに届ける感謝!煙突に入る!腹つっかえる!もうこんな家嫌だ俺帰る!えっ…出られない?朝までこのまま!?なんて惨状さ!」

頑張って韻踏んでますね。お気に入りポイントは「参上」で始まって「惨状」で終わるとこらしいです。
…というかこれ5月の日記だよ!?!?
それなのにサンタラップしてるあたり流石サンタガチ勢。2022年は1月1日から毎週必ずと言っていいほどサンタさんの話題を出していた気がします。サンタさんは季節感を私にプレゼントしたほうがいいですね。

さて、そんなくだらないラップを披露した後は両親が福岡から岡山まで車で移動してきた旅の話を聞いてました。両親は岡山に早めに着いていたので、私が岡山駅に着くまでルカリオのマンホールを見に行ったり橋を見に行ったりしてたそうです。

旅先でポケモンマンホールのポケストップ(ゲーム内の“ここに来たよ!”の証みたいなもの)を集めちゃうのって、ポケモンGOプレイヤーあるあるだと思ってます。

《両親が撮ったルカリオのマンホール》

それと、これが面白かったのが両親が宮島からヒッチハイクの女の子二人を岡山まで乗せて連れてきたそうで!!
今日日、ヒッチハイクしてる人なんてそうそう見かけないのにそれが女の子二人組…!
めちゃくちゃ珍しい。

しかもそのヒッチハイクの女の子たちは後部座席に乗るとしばらくしたら口を開けて爆睡してたらしいです。よっぽど疲れてたんでしょうね。いーなーー、私もヒッチハイクしてみたいなぁ。

そんな他愛もない話をしながら車を走らせ、目的のホテルに辿り着いたのは24時前。

3人部屋が予約できなかったらしく、2人部屋に両親が泊まり、私はその横で贅沢に1人部屋を使わせてもらうことになりました。

《1人部屋。隣は両親。》

明日に備えて早く寝ようとベットに入り込んだのも束の間。
くじら島へのわくわく感と1人で宿泊する楽しさで頭がいっぱいになり、なかなか寝付けそうにありません。

…と、いうことでBGA(ボードゲームアリーナ)というサイトで友達たちと遊んでもらってました!

日記にはロコモモしてたと書いてますね。(全く記憶にない)
知らない方に簡単に向けて説明すると、ロコモモは森の動物たちを並べて集合写真を撮るボードゲームです。初めてBGAで遊んだのが確かロコモモだった気がする。可愛いし平和だし何より楽しいので何度でもやりたい素敵なボードゲームなんですよ〜〜みなさんもぜひ遊んでください!

多分他のボドゲもしてたと思うけど何したか覚えてませんね…。区切りがいいところまで遊んで布団に入って寝た気がします。


◇くじら島へ出発(5月9日)

くじら島まであと数時間…。
いつもは遅寝遅起きのくまも、今日ばかりは7時前に起床し、昨夜入ることができなかったホテル内の温泉に行ってお湯を浴びてきました。
朝早いのもあってここも貸切状態!最高!

そう言えば24歳になった私にとって初めてのお風呂だ〜と思いながら鼻歌混じりに温泉をのんびり楽しみました。朝風呂って贅沢で好きなんですよね。

《ホテル内の温泉》

温泉をひとしきり楽しんだら、ホテルをチェックアウトしてスタッフの方との集合場所へ車で向かいます。

《瀬戸内温泉たまの湯 西側(浅橋側)》

待ち合わせの10時になってもそれらしい人が現地にいらっしゃらなかったので不安に思っていたところ、一台の白い大きな車がやってきました。
中から現れたのは笑顔が素敵な男性スタッフさんと女性スタッフさんです。
さっきまで「も、もしかして日付間違えてた!?」と何度も不安になってメールを確認してたので、一気に安心して口角が緩みまくってしまいました。

まずは瀬戸内温泉たまの湯の建物内で打ち合わせ。

《打ち合わせの様子。囲炉裏が素敵。》
《後ろでは階段箪笥がいい味を出してる…》

簡単な自己紹介を済ませ、くじら島でのスケジュールの確認や注意事項などを聞きました。
というか説明を受けている場所の瀬戸内温泉たまの湯の雰囲気が素敵すぎて……!!!周りをきょろきょろ見回したい気持ちを抑えながら話を聞くのに集中するのが大変なくらい雰囲気最高です。
ここの温泉も時間があれば入りたかったな。

また、今日の天気があまり良くないので、くじら島の近場の港までスタッフさんの車で送ってもらってそこから船で出発することになりました。

《送ってもらってる様子》

車はたまの湯温泉の駐車場に置きっぱなしでいいということだったので、愛車「ウィンタくん」とは明日まで此処でお別れ。

ぽつりと残されるウィンタくんを想像すると少し胸が痛みましたが、スタッフさんの車に荷物を乗せて港へ出発しました。

20分ほどで港にたどり着き、荷物を船に運んでいきます。 

《荷物たち》

1泊2日のグランピングなのにめちゃくちゃ荷物が多い…。まぁ、それもそのはず。
だってしろくまの抱き枕とか絵本とかくまのマスクとか本来ならグランピングに持ってこなさそうなものをふんだんに持ってきるんですもの!!
でもこれでも少なくしたんです…。

《船に乗り込む両親》

スタッフさんたちに手伝ってもらい、船に荷物を運んでいきます。

私たちの荷物もなかなかの量でしたが、スタッフさんたちが持ち込むクーラーボックスや鞄などの荷物も多かったです。普通のグランピングでもスタッフさん大変そうと思うのに、無人島でのグランピングの準備ってやっぱりすごく大変なんだなぁと。今回お世話になるスタッフさんには頭が上がらない思いになりました。

さて、荷物も運び終えて準備完了!!
いよいよ船が出発します。

海水が跳ねるからとスタッフさんからレインコートを貸してくださりました。その心遣いが嬉しいですし、このレインコートのデザインがとっても可愛い!!
レインコート専門店のレインコートらしいです。
こんな可愛いレインコートがあったら雨の日でもうきうきるんるんで外に出ちゃいますね!

《レインコート姿のくま両親》

でも、私は濡れたり風を受けるのが好きなのでレインコートは借りませんでした。え……いや、べ、別にめんどくさかったわけじゃないですよ??

《くじら島》

波に揺られながら船で進むこと10分ほど。
遠くの方で小さかった島が徐々に大きくなり、くじらの形をしているのに気づきました。

「くじら島だ!!!!!!」

徐々にゆっくりと島に近づけば、今夜泊まるであろうコテージやテントたちがずらりと並んでいるのが見えてきます。右側に見えるのはスタッフさんが寝泊まりする場所でしょうか?

《いざ!入島!!》

島に船が乗り込み、期待とワクワク感を胸いっぱいに詰めて島に足を一歩踏み入れました。

「たのしい!」がぎゅっと宝石箱のように盛り込まれた1泊2日。

これからどんな素敵な時間が待っているのでしょうか?


さて、今日の冒険記はここまでです!

《後編》ではくじら島で過ごした最高の1泊2日時間をまとめていきたいと思います。
それでは《後編》でまたお会いしましょう!

《おしまい》

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