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試作品作り

突然ですが「モック」って言葉を
みなさんは知ってますか?


はい、私は知りませんでした。

試作品作りを終えて「試作品作り頑張ったから見て見て〜〜!!」といつも通り秘密基地メンバーに写真を見せた所、「モックだ!」という反応をもらった私の頭の中は「?」でいっぱいに。

音感からモップやマックしか思い浮かばなかったので仕方なくGoogle先生に“  モック とは  ”と聞いたところ、なるほど。

試作品の模型のことかーーー!

ボードゲームを始めて「インスト(ルールを教えること)」や「コンポーネント(駒やサイコロといった部品のこと)」に引き続き新しい言葉を覚えたくまでした。
くま は ボドゲレベルが 1 上がった!

さて、今回はそんなモックについてのお話です。

◇イラスト作り

テストプレイはいつかオンラインで公募したいと考えていたため、ある程度システムが固まったらイラストに全て差し替えようと考え、まずはキャラクター案とタイル案を作りました。

ラフ作成


私自身が見た目から入る人間なので、せっかくならテストプレイ段階でも可愛くしたかったのと、何よりも自分自身のテンションが上がるのでね!!そして先ほどの案を元にテストプレイ用に描きあげたイラストがこちらになります。

テストプレイ用のイラスト


イラストが出来上がるとモチベも上がったし、何よりも周りにも喜んでもらえたのがすごく嬉しかったですね〜絵を描いてよかった!

また、『シマエナガのお茶会』は正体隠匿というジャンルということもあり、オンラインだけだとどうしてもプレイ感が掴めないところもあるかもしれないと考え、実際にオフラインでも遊べるようにモックを作ってみることにしました。

◇モック作り

モックを作ろうと思ったその日の夜に閉店間際の100均に素材を求めに行って、帰宅してからそのサイズに合わせて急いでイラストのデータをまとめ、それが終わったら小銭を握りしめてコンビニに行きました。

今考えるとめちゃくちゃ慌ただしい夜でしたね。でもやっぱり想像を形にしていくのはすごく楽しくて…!次の日仕事なのに意欲へのブレーキをかけるのを忘れて深夜までノンストップで作業してました。

因みに印刷したデータはこちらになります。

印刷用データ

そして今は簡単に綺麗な印刷がコンビニで出来るだなんてほんと良い時代だ…。


印刷し終わったら100均で入手した椅子や机の下に貼る床の傷防止シートをタイルに見立てて、イラストを一枚ずつ切り取って貼りつけてました。

タイル作り

あとは疑いトークンを金平糖の形をしたビーズで代用して試作品は完成!!

…ではありませんでした。

◇疑いトークン作り


こうして最低限遊べる試作品が出来上がり、しばらく満足気に眺めていたんですけど、ふと、頭の中である一文が過りました。

「レジンのコンポーネントって良くない?」

頭に浮かぶキラキラしたレジンのコンポーネントたち…。シマエナガのお茶会を彩るキラキラした小物たちはぜーーーーったいに可愛い。
いや、もうこれは作るしかないな???

…ということで、「どうせ試作するなら疑いトークンもレジンで自作してみよう」と作ってみることに。機材もジェルネイルのUVライトがあるのであとは材料だけ。

次の休日に100均に行き、早速材料集めに取り掛かりました。いやー、100均様は偉大ですね。

さぁ、いざ100均へ!
大好きな文房具コーナーに心奪われそうになりながらも手芸コーナーを中心に店内を探索し、疑いトークンに合いそうなパーツや型がないかを探しました。

元々、疑いトークンはシナリオに合わせていろんな種類の木の実にするつもりだったのですが、商品棚を眺めているうちに花冠をしている邪神エナガちゃんが思い浮かんだので4色のドライフラワーを購入しました。

今回はお試しということもあり、レジン液も100均のもので代用したのですが、好みの感じではなかったのと値段もかかるので実際はエキポシ樹脂を使おうと思います。

材料が集まればあとは作るだけ。
作り方はすごく簡単です。

レジンとドライフラワーを3層に分けて敷き詰め、キラキラを演出するために金のネイルパーツを合間に挟むだけ!

そして出来上がったトークンがこちらです。

試作品1号

金がいい感じに映えて自分でも気にいるデザインに仕上がりました。可愛い〜〜〜!

とりあえずこれでモック作りはひとまず完成にしたんですけど、遊びながら「キャラクターはタイルじゃなくてカードがいいな」とか「タイルの大きさはこのくらいのサイズがいいな」とか「タイル並べるの大変だな…」とか色々な気づきがあったので実際に試作品を作ってみて良かったです!

余談ですけど、システムがしっかり固まる前にイラストを凝ったモックを作ってテスプしたらめちゃくちゃつまらなくて全没にしたこともあったので、モック作りのタイミングは考えた方がいいなと勉強したくまでした。

では、また!

《おしまい》


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