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某フリマサイトでジャンク品とかを買ったときの話。

割引クーポン大好き、お得を最大限に近づけたい。利用したい。

自分は結構貧乏性なので、フリマサイト、好きです。「1,000円以上の買い物のときに200円引き」なクーポンがあれば1,000円ちょいの買い物を。「5,000円以上の買い物で1,000円引き」なクーポンがあれば5,000円ちょいの買い物を。

事前にほしいものをリストアップしておいて、クーポンが出たらそのクーポンをお得に使える「ほしいもの」を買う、そんな感じです。

無線LANは使えます。無線LANは。

ジャンクの無線LANアクセスポイント。購入価格は1,500円ほどです。「電源は入ります」「無線LANはつながります」。

インターネットにつながっている有線LANケーブルをアクセスポイントに差します。そうすると、この無線LANアクセスポイントから出る無線LAN経由でインターネット接続ができるようになる、というのものです。

確かに電源は入って、無線LANの電波は出ていて、無線LANにはつながります。・・・が、インターネットにはつながりません。

そうです。「有線LANは使える」とはどこにも書いてありませんでした。

どうやら有線LANの端子は使えない(内部で故障か何か?)のようでした。無線LANのリピーター(中継機)としても使える機種だったので、中継機として使うことにしました。

ジャンク3台まとめてです。

新品で買えば5万円ほどするブツのジャンク品でした。5万円出してまでほしいと思うものではないのですが1万円ならほしいもの。購入価格は3台で5,000円でした。ばらして生きている部品を組み合わせて1台でも動けばラッキーというつもりで買いました。

あれ、何か変だな。

筐体を開けるためのビスが全部ありません。というのことは、前の持ち主が何かしようとしたのかな、ということで中を見てみました。

すると。

一番高い部品(これだけ外してフリマサイトで売れば3,000円くらいで売れる)が、3台とも取り外されていました。

大事な部品が意図的に外されているものを、それを明記せずに、ジャンクで済ますというのもなんかなーと思いました。「大事な部品は引っこ抜いた残りです」と書いてほしかったなあと。

その部品がなくても、いちおう使いみちはあるものなので、いちおうの使いみちで使っています。半ば意地で使っていますが。

昔のヤフオクとはちがう、フリマサイトは現代の闇市なのかもしれない。

昔のヤフオクのころは落札者の方と余計なトラブルにならないように、出品するときには最大限リスクを回避できるように商品説明を書いたものです。「有線LANはチェックしてません」「有線LANは動きませんでした」とか「大事な部品は引っこ抜いています」とか。

昔のヤフオクのころと比べて、いまどきのフリマサイトは面倒なやりとりを省けるようになっています。それはありがたいのですが、買う側もより想像力が必要になってきているのかなと思いました。ジャンクは無保証・壊れているかも以前からも常識ですが、中の大事な部品が引っこ抜かれているかもという想像も必要なのかもしれません。

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