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有名なんですか、小山田圭吾さん?

フリッパーズ・ギターなら名前くらいは聞いたことがあるくらいな自分です。こんばんわ。

さて、このニュース。「過去のいじめ」だそうですが、傷害罪と監禁罪に十分該当しそうです。

立ち小便をやったことがあるとか、スピード違反をやったことがあるとか、酔っ払ってどこかの自動ドアを粉々にしてしまったことがあるとか、こういうものなら法律に触れる行為ではあるとはいえ、「そんな過去の話、いいんじゃね」だと思うのですが、さすがにこれはひどすぎる。

これを受けて、大会組織委員会は「過去の発言は、組織委員会として把握していなかったが、不適切な発言だ。一方、本人は当時の発言については後悔して反省しており、現在は高い倫理観を持って創作活動に献身するクリエーターの1人である。開会式の準備における小山田氏の貢献は大変大きなものであり、1週間後の開会式に向けて、引き続き最後まで準備に尽力していただきたい」とコメントしています。

要約すると、今さらどうにもできないし、うちら基準での高い倫理観を持ってる人だから、このままやります、ということのようです。

小山田本人は「けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)」と語っている[40][41]。

(笑)ですか。はあ。

いじめられた側は一生経っても許しませんので。

利権とかピンハネまみれの世界大運動会の「倫理観」にはちょうど合っているのかもしれませんが、「日本はこういうことを許容する国です」という間違ったメッセージを世界に発信してしまうのだろうなという気がいたします。

こういう仕事を依頼していい相手かどうかは事前に身辺調査をすべきだったのでないかと思います。警察署の一日署長みたいに。

被任命者の主な特徴
起用されるのは主に有名な芸能人(女優・女性アイドル)やスポーツ選手である。グループアイドルの場合はメンバー全員がなる事もある[2]。
警察の広報活動なので、犯罪歴(前科)のある芸能人はいくら有名だろうと原則として起用しない(また、消防署・税務署でも起用されにくい)。

そんな過去よりも、仲間内で利権をウマウマすることが大事だったのかもしれません。世界大運動会ですから。

この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております。

はあ、ごめんなさいは、「依頼を受けたこと」についてですか。「組織委員会のみなさん、面倒なことになってごめんなさい」という文脈が感じられる、実に高い倫理観です。

個人的には、ここまで来たのですから、つつがなく世界大運動会が終わることを期待するとともに、日本の闇が徹底的にあぶり出されることを期待したいです。

ところでこれ。

東京オリンピックの選手や関係者で感染した人の情報について、開催都市の東京都は、大会組織委員会から詳しい情報の提供を受けるために調整していましたが、名前や国、属性など詳しい情報が20日から都に共有されることになりました。

組織委員会って何様なのでしょうか。調整しなければ情報を提供するつもりもなかった組織委員会。東京都から出ていって、無人島ででも運動会やってください。

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