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献血が結構好きです。緊急事態宣言でも、COVID-19ワクチン接種前の献血も。

献血とは

日本では日本赤十字社が「血液事業」として献血の受け入れを行っています。献血バス(移動採血車)とか献血ルーム(採血出張所)なので献血することができます。

「健康な方に献血のご協力をお願い」とありますが、健康でも断れることがあります。例えば「過去に輸血を受けたことがある」とか、「海外から帰国して4週間以内」とか、「1980年から1996年までの間に通算31日以上イギリスに滞在したことがある」とかに該当した場合です。

先に調べておけばわかる理由で、足を運んでから断られるのは気分のよいものではありません。日本赤十字社の公式ホームページで、献血できる条件を予習しておくことがおすすめです。

献血のよいところ

人それぞれ、感じるところはいろいろです。

人様のお役に立てる。
飲み物をたくさん飲める。場所によってはお菓子付き。
看護師さんがかまってくれる。
キャンペーンとかだと、景品がもらえたりする。
たくさん献血すると日本赤十字社に表彰されて、履歴書の賞罰欄に記載できる。

例えば、献血を100回すると「日本赤十字社金色有功章」がもらえますが、これは日本赤十字社に50万円を寄付したときにもらえるものと同じものです。

成分献血・全血献血

成分献血は血液中の特定の成分(血漿・血小板)だけを献血する方法です。機会で分離されて赤血球は戻ってきます。血漿や血小板は、赤血球よりは回復に時間がかかりませんので、次回の献血までの間隔も短め(基本的に2週間)です。献血の時間はより多くかかりますが、体と、たくさん献血をしたい献血マニアにやさしい献血の方法です。

全血献血は「カラダの血を全部抜く」ではなく、また、特定の成分だけではなく、普通に200mLとか400mLとかを献血するものです。所要時間は短めですが、次回の献血まで4週間とか8週間とか12週間とか16週間とかを空けなければいけません。

COVID-19ワクチン接種と献血

予防接種をした後は、献血ができない期間があります。例えば、インフルエンザの場合は接種後24時間経過していれば(体調その他に問題がなければ)献血することができます。

COVID-19のワクチン接種後は、「基準が示されるまでの間、献血はご遠慮いただく」「広く一般の方へ接種が開始されるまでに基準が決定する予定」になっています。

献血好きな方はワクチン接種の機会の前に、そうでない方で献血に興味がある方もお早めに、ぜひ一度献血をしてみてはいかがでしょうか。

緊急事態宣言と献血

不要不急の外出は控えるようにと呼びかけられる緊急事態宣言。東京では緊急事態宣言シーズン3 (灯火管制・禁酒法セット)が出ましたが、日本赤十字社は「献血へのご協力は不要不急の外出にはあたりません。」との立場です。十分な対策は前提ではありますが、緊急事態宣言下に外出の理由がほしい方にも、献血はよいかもしれません。

自分もちょっと、近日中に行ってこようと思います。

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