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『Virtual Identity』 制作記録_Part.4: 公演日

去年から一年、デジタルアーティスト専攻という今年のみ!のコースでデジハリに通っているのですが、この一年でたくさんの新しいことを学び、刺激的な方々に出会い、作品制作に没頭できる喜びを味わっています。
社会人になってから学校という環境に戻り、学ぶということの楽しさを
体験できるのは幸せなことだと痛感。
このシリーズは3月の卒業制作に向けての制作記録となります。

事後報告になってしまいますが、3月1日は、プロトタイプ公演の公演日でした
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朝9時から搬入。当日のスケジュール:

8:50 スタジオにてチーム全員集合。
9:00 搬入開始、プロジェクター確認、音響確認、テクニカル調整、会場準備、ダンサー入り&アップ
9:30〜10:15 ダンサー場当たり
10:30~11:00 通し
11:00~11:30 ダンサー撮影&休憩
11:30~12:00 通し
12:30〜 第1部客入れ開始
13:00〜13:30 〈第1部〉
14:00〜 第2部客入れ開始
14:30〜15:00 〈第2部〉
15:30〜 第3部客入れ開始
16:00〜16:30 〈第3部〉
17:00〜 レセプション
17:30〜 アフタートーク
〜18:30 終了、撤収開始
19:30 完全撤収(目標!)

予算の関係で前日の夜入りしかできなかったため、このようなハードスケジュール笑

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早速準備開始です。プロジェクターのセットアップ、音響確認、そして中でも一番手間と時間がかかるこちら、Oculus Go のセッティング。

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前日に搬入し、セッティングはできていたものの、機械なのでやはり入念なチェックが必要。エンジニアがいないこのチームで、心強い有志の皆様に救われました。

衣装、メイク、ダンサーの場当たり。準備は進んでいく中で、緊張感も高まります。

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いよいよ客入りが始まり、私はもうどうすることもできずただ現場を見守るだけ・・・メンバー一人一人動くことによって成り立つ公演当日は、監督は役立たずなのです。

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(私が役立ったのは除菌の準備くらいですかね)

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懸念点として、こんなたくさんのOculus を一度に繋ぐことが今までなかったため、とても心配でした。
そして案の定通信問題発生。(特に第一回公演が通信が酷すぎてほとんどの方が結局は裸眼で見ていました。それについてはまた次回・・・)

そしてやっと3公演終えて、アフタートーク突入。
この作品に対する思いや、どういう考えで構成を練ったのか、また今回の公演でどういう課題が見えてきたのか。
来てくださったお客さんとも意見交換をしたりアドバイスをいただいたり。

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正直公演を終えて「悔しい」としか思えていなかった私ですが、皆様よりフィードバックをいただけて次はこういう改善をしよう、こういう取り組み方を考えた方がいい、と次に繋がる具体的な道が見えてきた気がします。

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デジハリのクラスメート、先生方、そして杉山学長もご来場くださいました。

ご観劇頂いたみなさま、お忙しい中ご来場ありがとうございました!


次回投稿は振り返ります。

to be continued...

→『Virtual Identity』制作記録_Part.5:反省会


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当日の公演の様子はこちらでご覧いただけます⬇︎

・Oculus View: https://youtu.be/DEStjDlYkWg (360°ビュー)
・当日概要:https://youtu.be/nYU-WRFLuQs (デジハリ提出用)
・ちょこっとメイキング映像:https://youtu.be/AFLKBrfilKI 

また、当日配布できなかったチラシのダウンロードはこちら

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『Virtual Identity』
現実とバーチャルが融合する社会の中で個人が複数の「顔」を持った時、自身はそれをどこまで自分のアイデンティティと認識するのだろうか。そしてバーチャル内の自分とリアルの自分は、どう影響・共鳴し合っているのか。
2020年から始まるデジタル時代での「アイデンティティ」を問う、というコンセプトでデジタルネイティブ世代が作り上げる作品。
ダンス、映像、音楽、その他様々なジャンルの若きアーティストが集結し、リアルなフィジカル表現と最新テクノロジーを組み合わせた、新しい世界を表現します。
Produced by Digitantz


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