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駅伝選手は電車よりも速いことが分かった話


一冊のムックが私を迷わせた

suzupです。あけましておめでとうこざいます。これまでほぼゲームの話しかしてきませんでしたが、今回は箱根駅伝の話です(急)。

実は私スポーツ好きでして、これまでにマラソン(に相当する距離)を何度か走ったこともあり、走ることも好きなんです。なので箱根駅伝も、実家に帰省して毎年楽しく見ていたわけですが。

今年は帰省したらこんなムックが置いてありました。まず各大学のユニフォームの解説が表紙の時点でこのムックの特異さが伝わるのではないでしょうか。

それもそのはず、このムックはいわゆるオーソドックスな箱根駅伝ガイド本ではなく、芦ノ湖を目指し、あるいは大手町のゴールテープを目指しひた走る選手たちをリアルタイムで追いかける「追っかけ観戦」ファンをメインターゲットとして作られているのです。

もともと箱根を毎年見ていた私は実家のテーブルにあったこのムックに自然に手を伸ばし、気づけば「追っかけ観戦」の世界に引き込まれていました。

家が埼玉のため、追っかけするなら東京から箱根に向かう往路で、なのですが、1区スタート地点での観戦アドバイスには「遅くとも始発では現地入りしよう」の一文。著者も著者でガチすぎる。よーく読み進めてみると、予選会に出ていた全選手のシューズを調べていたりと狂気の沙汰以外の何物でもない(褒め言葉)調査を行ったりもしていました。

とまあそんなわけで、先の一文に怯んでしまった一方で、知らない人、興味ない人からしたらバカバカしいことをめっちゃ真剣にやっているのはすごく好きで。ただ、現地初観戦のヒヨッコが前日夜に決断したところで準備不足すぎないか?ちゃんと追っかけで見れるのだろうか?という不安もあり。「行ってみたい」という好奇心と「おとなしくテレビで見るか」という安牌の間で悶々としながら、刻一刻と夜は更けていくのでした…。

スタートまで

結果、「起きれたら行こう、寝坊したらやめよう」と4時30分にアラームをセットし、就寝。

夜中、ふとトイレに起きたので時間を見てみると…

4時12分

めちゃくちゃちょうど良いじゃねえか。実家の最寄りからの始発が5時5分。家から駅まで歩いて25分。身支度の時間とか途中コンビニで飲み物食べ物買う時間とか加味してめちゃくちゃちょうど良いじゃねえか。

これはもう身体が本能的に行きたがってるに違いありません。とはいえさすがに箱根までは厳しいので2区までにしておくことに。こうして私の箱根駅伝ならぬ戸塚駅伝(1人)がスタートしました。

実家バレするので経路は省きますが、6時18分、無事に大手町駅に到着。
池袋から本当は5時55分発の丸ノ内線に乗りたかったですが、トイレのため1本後の電車に。1本後になったことで若干焦るも、電車に乗ってみると箱根を見にいくんだなという感じの人はそれほどいませんでした。無事に大手町に着き、
6時26分 大手町C1出口付近にスタンバイ完了。

まだ暗いのにこんなにファンが

前から2列目の良いポジションを取れました。スポーツ報知の号外もしっかりゲット。外はまだ普通に寒く、道中買ったホットレモンティーが身体に染み渡ります。警備員さんがしきりに「通路では立ち止まらないでください」とアナウンスしてました。そして、7時には横断歩道含めて交通規制を開始するとの案内。確かに、6時40分〜50分くらいにかけてわらわらと人が集まり、規制の始まった7時には後ろにも人の列が2列くらいできていました。なるほど「遅くとも始発で」は本当のようです。規制が始まった瞬間に横断歩道を塞ぐように置かれたフェンスの最前めがけて陣取るファンがいて、頭いいなと思いました。

空も明るくなり、スタート地点には新春の風物詩である大会名の横断幕が。

7時30分過ぎにはウォームアップする選手たちも出てきて、現地の盛り上がりもピークに向かっていきます。

さて、私は今回追っかけ観戦組として応援に来ていたわけですが、次なるチェックポイントは5.0km地点の田町駅前に設定。選手たちはおおよそ14分ちょっとくらいでの通過でしょうか。果たして間に合うのか、選手がスタートする8時以降の電車を調べてみると…

8時3分 大手町発→(都営三田線) 8時12分 三田駅着
8時9分 大手町発→(都営三田線) 8時18分 三田駅着

なんということだ。選手はおおよそ8時14分前後に田町駅前を通過するだろうから、8時9分発では確実に間に合わない。8時の号砲を聞き、箱根路へ向かって飛び出していく23名のランナーを見送るやいなや、suzupは人混みをかきわけかきわけ一直線に大手町の三田線ホームを目指して8時3分発に乗らねば、田町駅前を通過する選手を見ることは確実に不可能だ。そして三田駅の田町駅最寄り出口はA4出口であるが、これは三田線より田町側の浅草線ホームの方が近く、三田駅三田線のホームからはそれなりに距離があるため、8時3分発に乗れて8時12分に三田に着いたとしてもギリギリ見れるかどうか、という微妙なライン。つまりスタート〜5.0km田町駅前までの間は、選手たちは電車と同等かそれ以上の速さで走っている(もちろん走行速度の話ではない)ことになる。

都営地下鉄さんには、今後なかには「乗り換えとか時間のロスですし自分で走った方が早いんで」とのたまうお客さんが出てきて、利用率が落ちて減収の可能性があるということで警鐘を鳴らしておきたい。

とりあえずスタートを見送ったら可及的速やかに大手町C1出口から三田線を目指すことにし、号砲を待つことに。

会場に「30秒前!」とスタッフさんの声が響くと、頭上に掲げられるスマホの数も一気に増加。私自身も(8時3分発に間に合うだろうか…)とこれから始まる1人戸塚駅伝への緊張感(違う)と、高まる会場の興奮にあてられて何だか脈が早くなってきました。

そして8時。第100回の記念大会となる、箱根駅伝がスタート!

みんなあっという間に行ってしまった

【1区】大手町〜5.0km田町駅前

いや〜速いなぁ…一瞬だった…

などと余韻に浸っている暇はない。前述の通り、大手町駅の三田線ホームに可及的速やかに向かわねばならない。スタートを見送って移動する人を避けながら、思っていたよりもスムーズに大手町C1出口に到達。ここからは充分に急げる、ごく一般的な人の量となったため、アクセルを入れる。剃(ソル)をベースの移動手段としながら、ラグビー日本代表もびっくりの小刻みなサイドステップといつの間にか体得していたデビルバットゴーストで通行人を躱し、時には月歩(ゲッポウ)で空中をも歩き、スピード減速を極限まで抑えながらも確実に改札側が反応する史上最強のフォームでICカードをタッチして改札を通過すると、夢にまで見た三田線のホームが階段の下に飛び込んできた(調べてもらえると分かると思うが、大手町C1出口から三田線ホームまでも結構距離がある)。

踏み外すことなく着実に、かつ速度を追い求めた一段飛ばしのステップで階段を駆け降りる。思えば私の実家は2階建ての一軒家で、食いしん坊な私は「ご飯できたよー!」と家中に響く母の声が聞こえた途端、2階の自分の部屋からいそいそと階段を降りて1階のダイニングに集合していたっけ…。階段を無理なく、かつ、スピーディに駆け降りるフォームも、母の美味しい手料理と声かけのおかげで自然と学生の頃に実家で培われていたのだ。今の実家で暮らした8年の歳月がこの日に活きてこようとは夢にも思わなかったが、こうなることを予感して2階建ての家にしたのだとしたら、やはり親というものは恐ろしい…実家での思い出が走馬灯のように頭をかけめぐり、それらの一つ一つに想いを馳せていると聞こえてきたのは、母のご飯の知らせではなく「まもなく、1番線から〜」の出発アナウンス。階段を駆け降りて誰もいないホームの端でこれ見よがしに最後のデビルバットゴーストをキメると、今にも閉ざされそうなホームドアを間一髪通り抜け、停車していた三田線の車両に見事にタッチダウンした。

ふう〜…かろうじて8時3分発の三田線に間に合いました。両親の教えや実家の環境がなければ間に合わなかったでしょう。サンキュー両親。ちなみに乗車3秒後くらいにホームドアと車両のドアが閉まりました。マジでギリギリ。最後のデビルバットゴーストはなくてもよいものなので、本当はもう少しだけ余裕ありですね。

さて、選手の走るコースに1番近い田町駅前付近の三田駅の出口はA4出口。少しでも下車後の距離ロスを抑えるべく、乗車した最後尾車両からA4出口に最も近い先頭車両へ。先頭車両に到着したところでTVerを開き、先頭のペースを確認します。

あれ、もう先頭集団が出てる…?
聞けば駿河台大・レマイヤン選手が飛び出し、それに駒澤青山國學院がついていっている状況のよう…13分台での5.0km地点通過もありえそうで、いよいよ間に合うか怪しくなってきました。選手たち速すぎてキレそう。思わず私も先頭車両で「おい三田線!レマイヤンについてこられてるぞ!出し切れ出し切れ!気持ちで走れ!」とゲキを飛ばしそうになりました。いや、そもそも三田線の走力、タイムは基本常に一定なので、だとしたら三田線の通常運転がそもそも遅いのか?三田線に乗るんじゃなくて私も走った方が速かったかも?(混乱)

8時12分、三田駅着。階段を登り、走り、改札を例の如く史上最強のフォームで出て、走り、下り、登り……A4出口遠すぎる。階段多すぎる。そしてあの地下鉄の駅構内にたまにあるちょっと下らされた後登らせられる階段はなんなんだ、平地にしてくれ。そして8番出口とは別でA4出口っていうタイムアタックゲーム誰か作ってくれ。

ふくらはぎに乳酸が溜まり、息もかなり切れてきたところで最後の登り階段が目の前に。SASUKE3rdステージで出場者たちが味わう乳酸地獄もこんな感じなのかな…と気持ちが切れかけていたところに、新春の陽光が漏れ注いでくる地上A4出口から、沿道の声援が聞こえてきました。すでに頭がおかしくなっており、声援が自分に向いているものだと勘違いするには充分な声量でした。ありがとう田町駅のみんな。みんなの声援を力に変えて最後の階段を駆け上り、声援とともに地上に出たその瞬間、本当にちょうど選手団がやってきました。

走るのに精一杯で事前にカメラを構えられていなかったので後ろ姿のみになってしまいましたが、かろうじて間に合ったと言っていいでしょう。今年の5.0km先頭の通過は14分00秒。中央大・吉居大和選手が区間記録で走った時の5.0km通過が14分05秒なので、それよりも速いペース。様子を伺いあって集団走が続くことも多い1区の前半としては、かなり早めのペースといえそうです。ですが私はこのハイペースにも負けず(?)、鍛え抜かれた脚力で剃を使いこなし、なんとか選手団の背中を捉えることができましたので、やはり5.0km田町駅前での観測は大手町駅での三田線チャレンジにかかっていると言えそうです。もちろん三田駅でA4出口を目指して走り抜ける体力も必要でした。でもマジで、声援と太陽の光が同時に差し込んでくる地上の出口を目指して階段を駆け上がる体験は初めてで、主人公になった感というか、めちゃくちゃ力湧いてきました。おすすめです。

【1区】5.0km田町駅〜19.1km川崎区役所前

ちょうどやってきた選手たちを動画に収め、即田町駅へ。同じように田町駅に向かって走り始める追っかけ同志たちの姿に胸が熱くなりました。

次は10.0km地点京急鮫洲駅前を予定していましたが、品川での乗り換えが必要になってしまうため時間的に間に合わなさそうで諦め。1区はほとんど京急の線路沿いに走っているため、観戦ポイントがよほどの駅近で乗り換えもなく1本で行けるところでないと、小刻みな追っかけ観戦は難しそう。というわけで次なる予定地19.1km地点川崎区役所前を目指します。

8時18分、京浜東北線大船行きにて田町を出発。途中品川と蒲田で1〜2分くらい停車して焦らされました。その間にも500mくらい選手たちは進んでいるというのに…。

ですが、さすがに14kmも離れていて乗り換えもなければ電車のほうが早いようで、川崎区役所前観戦はだいぶ余裕がありました。8時38分川崎着。ここで、これまで私を史上最強たらしめてきた愛札(Suica)が軽くなってきた(チャージがない)ため、用具の重さの変化による今後のフォームの崩れを危惧してコンビニATMへ。しっかりと愛札のメンテもしつつ、観戦スポットの区役所前まで小走りで向かって8時46分川崎区役所前到着。

ここではすでに駒澤・篠原選手が先頭に立っていました。カッコよかったなぁ。後続とも差が出てきていたのですが、日大や城西大が前に出てきていて順位変動があったこともあり、一通り見届けてから京急川崎駅へ。

【2区】〜19.3km不動坂交差点

襷リレーの時間に備えてTVerをラジオ代わりに聞きながら小走りで京急川崎駅へ向かっていると、ちょうど各大学の選手が鶴見中継所へ到着していくところでした。首位争いは抜け出していた駒澤・篠原選手がそのまま1位で襷リレー。創価大、城西大と続きます。襷リレーでアツくなる実況を聞きながら走っていると、またしてもなんだか自分も箱根路を走っているような気持ちになり、さらに、初観戦で3スポットを回ってきて本当にいろんな人の、さまざまな道のプロフェッショナルの方の協力でこの大きな大会が成り立っていることを実感した感動も相まって、少し目頭に熱い雫が浮かんできてしまいました。

9時4分に京急川崎駅を普通列車で出発。2区3.1km地点の生麦駅入口の交差点を目指す予定でしたが、電車出発時点で先頭の駒澤が1km地点を通過していて、またしても間に合わなさそうなので生麦駅はスキップ。川崎区役所前を駒澤が通過してすぐに電車に向かい、1本速いのに乗れていたら間に合ったかも。ひとまず次の候補だった11.6km保土ヶ谷駅前を目指します。

にしてもやはり間隔の短いスポットを追いかけるのは難しい…選手が速すぎる。今回の追っかけ観戦のきっかけになったムックも正気の沙汰ではなかったが、本当におかしいのは1km2分50秒で20km走り抜けるランナーたちではないか?私の剃でさえ出せないスピードである…。

何はともあれ目的地が変わったため、保土ヶ谷へ急ぐべく可及的速やかに今度は横浜に向かい、横須賀線への乗り換えを果たす必要が出てきた。京急は普通、急行、特急など様々な種別の電車が走っている。電車に乗りながらドア上のサイネージの路線図を眺め、脳内に流れるガリレオのBGMをひとしきりなぞってから、横浜への最短経路を瞬時に計算。天才学者湯川はおろか、スーパーコンピュータ京に勝るとも劣らないスピードで計算した結果、京急鶴見で急行に乗り換え、神奈川新町で特別快速に乗り換えというダブルチェンジルートが導き出された。

京急鶴見で下車し、9時12分発急行逗子・葉山行きで横浜方面へ。神奈川新町で下車し、9時19分発特急三崎口行き(ダイヤ上は17分発のはずだが、19分くらい発だった)で横浜へ。

複雑に入り組む京急を攻略し、何とか横浜へ最短で向かえそうなものの、どうやら11.6km保土ヶ谷駅前地点での観戦に間に合わせるためには9時22分横浜発の横須賀線に乗らなければならず、横浜駅で1分乗り換えチャレンジとなりそうなことが判明。保土ヶ谷が横須賀線系統しか停まらず、湘南新宿ラインの一部列車が停車しないため、1本逃すと大きなタイムロスとなるのです。

なんとか急いだもののタッチの差で9時22分発横須賀線を逃してしまいました…。湯川、体力不足。次に来る保土ヶ谷に停まる電車は10分以上後なため、ここで保土ヶ谷も諦めて戸塚に向かうことを決意。保土ヶ谷からはコースが線路に沿う形ではなく、大きくカーブしながら走っていくため走行距離の面でも電車側に分があります(いつもそうであれ)。

目指すのは2区19.3km地点、不動坂交差点。
9時28分発湘南新宿ライン特別快速小田原行きで戸塚へ。電車内に例のムックを読んでいる同志がいてまた嬉しくなりました。電車内でも比較的多くの人が箱根の配信を見ている様子。1区9位だった青学ですが、黒田選手が前との差をガンガン詰めていました。

9時39分、戸塚駅着。横浜から一駅だったのですが思ったより長くて焦りました(神奈川の電車勘がない人)。そして狙っていた不動坂交差点は、なんと戸塚駅から1.8kmの距離(分かってはいた)。なのでダッシュ。戸塚駅から不動坂交差点は東京方面に戻る方角なので、一刻も早く行かねばなりません。

【問】駒澤・鈴木くんは時速21kmで走行しています。9時44分に15.3km地点の権太坂を通過し、19.3km地点の不動坂交差点に向かって進んでいます。suzupくんは9時39分に、不動坂交差点から1.8km離れた戸塚駅にいます。鈴木くんが不動坂交差点にやってくる前に不動坂交差点にいるには、suzupくんは何時までに不動坂交差点に着けばいいでしょう?

まるで数学の点Pのようだ…鈴木くんが点P、そしてsuzupが点Q…などとおかしなことを考えていました。願わくば点Pゆっくり動いてくれ…いつもお前は秒速1cmとかじゃないか…なんだよ時速21kmって…速すぎるよ…

とりあえず走らねばならないことは分かったので、走りました。途中数本のバスに追い抜かれ、(その手があった〜〜!!)と度肝を抜かれるとともに、(私は一体何をやっているんだ…)と我に帰る瞬間もありました。それでも、朝4時12分に起きて、大手町を走り、三田を走り、川崎を走りやってきた1人戸塚駅伝。ここが最終チェックポイント、いわば往路のゴールだと気合を入れ直し、最後の一絞りで走り抜きました。

9時53分。不動坂交差点到着!

駒澤・鈴木選手
創価大・ムチーニ選手
青学・黒田選手

みんな本当に速かった。そして、この日のために準備してきた全てを出し切るんだという気迫が伝わってきました。母校かどうかどか誰が好きかとかきっと関係なく、沿道の人がみんなを大声出して応援しているのも本当に良かった。自分も走って応援してもらう側になったことがあったので、これだけの人に声援もらって走れたらめちゃくちゃパワーになるだろうな…と想像してちょっと泣きました。現地で見れて良かったなぁ。

不動坂の交通規制終了後、近くにあったファミリーマートエクセレンス不動坂店でちょっと腹ごしらえ。あんバターフランスとカルピス、美味しかった。

交通規制解除が10時2分だったので、最寄りの始発に乗った5時5分から数えて実に4時間57分。初の戸塚駅伝往路(復路があるわけではない)、とても楽しかったです。

箱根の方の往路は青学が駒澤を逆転して1位フィニッシュ、大崩れがなく強かったですね。明日は復路ですがなんといってもシード権争いが面白そう。8位大東文化大から19位日本大学の間まで、わずか2分57秒差のなかに12チームがひしめいています。

全選手が無事に完走できることを祈っています。

急に真面目な感じになってしまった。今年行けなかったポイントも回ってみたくなってしまったので、来年も行ってしまうかもなあ。

楽しい追っかけ観戦の世界を教えてくれた「あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド!2024」の制作に関わられたみなさん、素敵な楽しみ方を教えてくれてありがとうございました…!

箱根駅伝という大会の大きさ、それにかける選手たちの思いの強さ、みんなが一体となって応援する人の温かさ、パワーを感じられた追っかけ観戦。気づいたら帰宅後夜までつらつらと8000字書き連ねてしまうくらいには楽しく、感動した追っかけ観戦でした。


#箱根駅伝

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