若手がいない句会

 「若手」とは、ここでは一応「50代」ぐらいまでとしておこう。
(60代ぐらいが若手といわれる句会も地方ではあるが)

 70代~80代ばかりの句会では、古い句の方に点が入る傾向があり、このことにより一層、若手が句会に参加しにくくなる(他結社の句会と掛け持ちできない句会や郵便出句が全くできない句会には、最初から若手は入ってこない)。

 古い句とは、たとえば以下のような句である。

山門の仁王の眼~〜〜
~~~の賽銭箱へ桐一葉
色町に残る祠や~〜〜

 私は、古い句に点が入る句会には近づかないことにしている。超結社的な視野をもち新しい句会を立ち上げることができる俳人こそ頼もしい。

サポートは、句会の勉強会で使っている本代などにあてたいです。 (二つの対面式句会と三つの通信句会を運営中)