鈴乃音リン

子育て中の主婦です。1歳児と主人と仲良く暮らしてます🍀 小説や詩、日常の中で感じたこと、自身のこと等を書いていきます😎

鈴乃音リン

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最近の記事

【詩】そこを撫でて

狂うほどの強い思い 心に抱え 君は何をその瞳に映す? 原動力になるだろうか 壊れゆく思考だろうか 周りは泣いていないだろうか 囚われた心は 本当に笑っているだろうか 血を流す そこを撫でてみて

    • 【詩】雲

      流れる雲を指さして 無邪気に笑ったあの頃を 無邪気でいられたあの頃を 雲を見上げて思い返す いま 無邪気だけではいられないこと 忘れられないものが 胸の奥で息をしていること あの頃に持ってなかったものを抱えて 流れ続ける雲を指さした

      • 【エッセイ】生きている日々が愛おしい①

        皆さん、こんにちは。 このエッセイでは私自身の人生を通して、生きる苦悩や生きる喜び、そして生きている日々を愛おしく思うこと、何故そう思えるようになったのかを書いていきたいと思います。 あくまでも私の経験ですので、決して鵜呑みにはしないでください。全ての人にこうすればいいといった意図はありません。 考えや生き方の一つとして参考にして頂ければ幸いです。 生きることは楽しいの? これは一概に楽しいと言い切ることは難しいです。 誰しも生きていれば楽しいことだけではなく、苦しいこと

        • 【小説】入道雲に重ねる想い

          夏が来る度に、あの恋を思い出すーー。 茹だるような暑さと蝉の声。 「はぁ……はぁ……、あっちぃ……」 額を流れる汗を拭いながら、俺は階段を上る。 目指すは階段の先にある場所。 「ふーっ……」 疲れ果てた身体を休ませるため、大きく息を吐けば夏空に浮かぶ入道雲が目に入る。 「……あの日も、こんな天気だったな」 ポツリと呟きながら、遠い目で入道雲を見つめた。 そうすれば胸に熱い感情の影が過ぎる。 今でも忘れられない熱情は、ただ熱いだけでなく確かな痛みをもって俺を襲う。

          【詩】蝉

          夏空浮かぶ 入道雲 生命の限り蝉が鳴く 何故だか蝉が眩しく見えて 自身の心に問いかけてみる そんな風に生きてみたいと思った あとがき 夏の短い期間に生命がある限り、懸命に鳴く蝉の姿。 当たり前の光景として見ていましたが、そんな風に自分は懸命に生きているだろうかといった疑問からできた作品です。 できる事をやりきって後悔のないように生きていきたいですね。 ここまでの閲覧ありがとうございました。 それでは次回の記事でお会いしましょう。

          【詩】母になるための日々

          守りたいと思えること 愛しいと笑えること 当たり前のようにできると思っていた 苛立ち 葛藤 振り上げる手 怯えた姿に息を呑む 傷つけるための手じゃなかったはずなのに 抱きしめれば震える手でしがみつく 小さな存在 流した涙と覚悟で 当たり前じゃない日常を 守っていきたい そう願って誓い続ける 母になるための日々 あとがき 無償の愛を最初から上手に子供に捧げられると思っていました。 でも実際そんなに甘くなくて、思い通りにならない日々に苛立ち、怒鳴ってしまったり、叩いてし

          【詩】母になるための日々

          【小説】神様の案内人

          黒い羽根を広げて、オイラは今日も空を飛ぶ。 神様に言われてヒトを案内するんだ。 オイラはえらいぞ、すごいぞ。 だから今日も大きく鳴くんだ。 「カァー、カァー!」 道案内はオイラの誇り。 すっごい神様がオイラに任せてくれた。 頑張れば神様が褒めてくれるんだ。 「カァー!」 ほらほら、ヒトよ、着いてこい! オイラは元気よく鳴いた。 ** 今日の仕事は終わり。 終わればオイラはすぐさま家に帰るのだ。 「カァー」 オイラが家の前で鳴くと、神様が出てきてくれる。 「

          【小説】神様の案内人

          note始めました!

          初めまして、鈴乃音(すずのね)リンといいます。 今回note初投稿ということで自己紹介を兼ねて、これからの活動についてお話したいと思います。 1.鈴乃音リンってどんな人? 1歳児と主人と暮らす専業主婦です。 趣味は小説や詩を書くこと。 長編より短編を書くのが好きで、ハッピーエンドよりバッドエンドやメリーバッドエンドを好みます。生まれつき障害を持っていて、今現在も障害と共に生きています。 生きづらさを感じることや悩みはつきませんが、日々を元気に生きています。 2.note

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