進みたい道・進むべき道

自分はうつ状態なのかもしれないとたまに思う。

2年半前に廃業して、廃業したては少し自由になった気さえした。
個人事業主をしている時は、自分を押し殺して、
世間やお客様に応えようと必死だった。
とても苦しかった。

これからは自由に「好き」なものを「好き」と言えるし、
「嫌い」なものを「嫌い」と言える。
いい子でいなくても、取引先にも誰にも責められない。
私の趣味を自分が尊重していい。

それなのに、10年間押し殺し続けたせいか、
それとも、私を知っているアンチが怖いのか、
「他人軸」から抜け出せない、
私が思う「ダサい」自分になってしまった。これはダサい。
世間に沿って右にならえで自ら駒になろうとしている。

しかも、外に答えを求めるようになってしまった。
現実で答えをくれそうなものに様々縋った。
それは「無」だったり、「愛」だったり、「終活」だったり、
「正論」っぽいものに宿借りしている感覚だ。
完全に私は自分を見失ってしまった。
とてもつまらない、面白くない人間になってしまった。

と、いう感覚が、私の中に、ある。
と、いうことは、私はまだ諦めていないのではないか？と思う。

まだ私の中にはロックな反骨精神がメラメラと燃えていて
今にもつまらない自分に反旗を翻そうとしているんじゃないか？

と、希望を抱いたりする。

私は、私を信じている。
旗を振って、導いて欲しい。
私はけっこうカッコイイはずだ。

否定ばっかりするそのへんのオバチャンより
カッコよく活きる個性的なマダムになりたい。
どうか、願いが叶いますように。