楽に生きることはつらいことなんだ

昨日からずっと怖い。

漠然とその怖さは、過去と向き合うことになるからだと思っていたけれど、
それだけじゃない気がしていた。

今日も朝3時間ほどワークをやってみた。
そうすると、もう一つ怖さがわかった。

「楽に生きることはつらいことなんだ」

私は個人事業主をしている時、とても自分のやりたいことを大事に思っていた。
楽じゃなかった。全然楽じゃなくて、しんどかった。日々必死だった。
それでも生きていて、無敵だった。幸せだった。強かった。誇らしかった。


お金がなくなって、逃げた時に、「楽になりたい」と思った。
「普通」に「我慢してお金を稼ぐために働いて」、「普通」に「愛してくれそうな人」と一緒にいて、「普通」に「生活」できれば、
「普通」の「幸せ」を感じて、週末に憂さ晴らしして、死んでいく。
何も考えなくてすむと思った。
自分を失えば、大雑把に他人が創り上げた価値観を模倣して生きれば、楽になれる気がした。

結果、楽になった。そして、弱くなった。
きっと一般の人はこういう生活をしている、というものを満喫した。
結果、閉塞感。つらい。


また「楽じゃない生き方をしようとしている」のも怖いんだ、と気づいた。
自分の弱さに気付いた。でも、強くなりたい。自分を誇れる自分でいたい。

昼過ぎまで寝ていたい、お酒を飲んで何もせず何も考えずぐうたらしていたい、自分のために自分が動かなきゃいけないなんてめんどくさい。


でも、このままじゃいられない。
不幸に甘えていることができない。


無敵だったあの頃と、また違う新しい無敵の自分になる。
それは大変なことで、必死に生きることで、きらきらしたものだ。




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