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母乳育児のリアルレポ:メリット/デメリット、グッズ紹介

出産してまず必ずぶち当たる話題は
「完母orミルクor混合」
ですよね。

我が家は、子2人とも完母でしたが、個人差が大きすぎるからか、世の中にあまり完母についての情報が意外となくて情報を得るのに苦労した思いがあります。子育て情報誌や書籍には、ミルクや混合のタイムスケジュール例は載っていても、完母は1日の目安の回数しか書いていない(当たり前と言えば当たり前なんですが…)。

そこで、私個人の経験談になりますが、少しでも母乳育児で悩んでいるママや母乳育児を検討しているママの役に立てばいいなと思ってこの記事を書こうと思いました。

母乳育児のメリット①~⑤

①栄養や免疫面でのメリット

これは、私が述べる立場にもなく、調べるとまず出てくるのがこれについてかと思いますし、専門家でもないので割愛します…(笑)

②ミルクを作る手間が不要

ミルクを作る時間が不要なので、家にいる場合は赤ちゃんが泣いたらすぐに授乳できます。

実は、私は子供に哺乳瓶にも少しは慣れて欲しいと思っていたので、お風呂上がりだけはミルクにしようと思い、1ヶ月程度挑戦したことがあるんですが、
哺乳瓶の煮沸→ミルク作って適温に冷ます→(ミルクあげる)→哺乳瓶を洗う
という一連の流れが私にとっては大変で結局挫折した経験があります。

だからこそ、この「赤ちゃんが欲しがったらすぐに授乳できる」というのは母乳育児の大きなメリットだと思っています。

③ママが痩せやすい

これは、ただ単に
ママが摂取した栄養<赤ちゃんにあげた母乳栄養
となったから、私の場合結果的に痩せたので、あまり良い例とは言えないかもしれませんが、一応母乳育児のメリットの一つとして挙げてみました。

④お金がかからない

単純にミルク代がかからないということです。
災害時などを考慮し、念のため、哺乳瓶1本と液体ミルクは常備していました。

⑤外出時の荷物が少ない

哺乳瓶やミルク、お湯などを持ち歩く必要がないためです。

母乳育児のデメリット①~⑦

①ママしか授乳できない→人に預けにくい

これによって、赤ちゃんと別行動の外出がしにくくなります。
美容院に行くにも、家を出る直前に授乳しておかないといけないし、ママが1人で息抜きしたいなと思ってもなかなかできなくなってしまいます。

②ママしか授乳できない→夜中の授乳は必ずママ

ミルク育児をしていたママ友の中には、睡眠を確保するために、曜日ごとにパパと交代して夜のミルク担当をしてるという方もいました。
なんて名案!!と思いましたが、私の子どもはもう哺乳瓶を全く受け付けなかったので無理でした。

③ママしか授乳できない→ママの体調管理が必要不可欠

ミルクであってももちろんママが健康で元気であることが1番ですが、完母だと尚更。授乳していると飲めない薬もたくさんあるので、ママが健康でないといけません。また、乳腺炎などのおっぱいトラブルになってしまった場合も母乳をあげられなくなるので、ミルクに切り替えたりが必要になってきます。

④外出時の授乳場所に困る

授乳場所の選択肢はいくつかあります。
▷授乳室(個室)
▷授乳室(個室)はない、おむつ替えスペースの近くのベンチ
▷車の中
▷(飲食店などの)座席
▷おむつ替え台がある多目的トイレ
▷普通の個室トイレ

上の3つならまだ個人のスペースを確保しやすいので良いのですが、下の3つだと抵抗ある方はたくさんいると思うんです。

飲食店などの座席だと、人の目もあるし、赤ちゃんも物音で落ち着かないし、狭いので結構苦労します。

トイレも、そもそも衛生面の問題もあるし、授乳目的で使用する場所ではないので、人があまりいないところを探したりして大変でした。
トイレは本当に最終手段です…。

⑤断乳/卒乳が必ずしもスムーズにできるわけではない

母乳をあげていると必ずいつかは来る「断乳」「卒乳」。

これは本当に赤ちゃんによって様々。我が家の場合、1人目は1歳前にある日自分から飲まなくなりましたが、2人目はおっぱい大好きでなかなか卒乳しそうもありません…。

⑥お酒が飲めない

これがデメリットになるかはママによりますよね。私はもともとあまり飲まない方ですが、お酒が好きな友人は、お酒が飲みたいという理由からミルク育児にしていました。ママの楽しみを我慢することによってストレスが溜まってしまっては、育児に影響たりして良くないので、ママがストレスを溜めないような選択をすれば良いと思います。

⑦生理が戻りにくいので妊娠しにくい

近い年の差での次の出産を考えている方のみになりますが、ホルモンの関係で授乳中は生理が戻りにくいので妊娠しにくくなります。

母乳育児のグッズ紹介

ここでは、コレは使って良かった!というグッズを紹介したいと思います。

①授乳ケープ

職場の先輩ママに「Copper Pearl」という海外メーカーのものをプレゼントしていただいて、2人の子どもの授乳の際にとってもお世話になりました。

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肌触りが良いし、コンパクトだし、冷房が効いた部屋だと膝掛けにもなるし、何より頭からかぶって生地が伸びるので授乳しやすいんです。
楽天市場にあったのでリンク載せておきます。

これ以外にもたくさん種類があるので、ご自身が使いやすそうなものを探してみてください!

②UNIQLOのワイヤレスブラ

もともと、妊娠中に胸が張ってきて痛いので、ワイヤレスで緩めのものを付けたくて買ったものです。

実は、授乳ブラも持っています(カップをめくって授乳ができるタイプのもの)。
ただ、服を着ていると意外とカップをめくるタイプは授乳がしにくかったので、結局、このUNIQLOのワイヤレスブラを着用していて、授乳の際は普通に上にずらして授乳しています。

しかも、後述する母乳パッドを付けていたのですが、母乳パッドの粘着部分がブラに付くことがあるのでガシガシ使えるし洗いやすいブラが良いと思いました。

③母乳パッド

私はメーカーにこだわりがなかったので、その時に安いものを買って使っていました。
ドラッグストアでは売ってないこともあるので、Amazonで買うことが多かったです。

衛生上は毎回取り替えるようにした方が良いとは思いますが、実際には1日1回取り替えるくらいの使用頻度でした。

外出時など授乳頻度が落ちると胸が張って、母乳が垂れてきて母乳パッドがびしょびしょになることがあるので、必ずポーチに予備を入れていました。

④アルコールフリーのウェットティッシュ

1人目の産院では、授乳前に消毒用のコットンで拭くように指導を受けましたが、2人目の時の産院では基本的に消毒は不要と言われました。

実際に授乳する際は、汚れていなければそのまま授乳していましたが、母乳パッドの繊維などがくっついていたりすることがあるので、アルコールフリーのウェットティッシュは持ち歩くようにしていました。

⑤哺乳瓶と液体ミルク

母乳育児といえども、いつ母乳が出なくなるか分からないし、自分に何があるか分からないので、お守りも兼ねて、離乳食が始まる時期の前までは、長時間の外出の際は哺乳瓶1本と液体ミルクを持ち歩くようにしていました。

1人目の時はお風呂上がりに白湯を哺乳瓶で与えて哺乳瓶に慣れる練習をしていたのですが、2人目の時は余裕がなく哺乳瓶を使わなかったので、哺乳瓶を全く受け付けず、あまり意味のないお守りだったかもしれません(笑)

母乳育児で不要だったもの:授乳服

これは、どの季節に頻回授乳があるか、家でどういう格好で授乳するか、によって変わるかもしれませんが、ご参考までに私の場合を。

私の場合、1人目が4月生まれ、2人目が5月生まれなので、頻回授乳は春から夏でした。また、家では家族だけの時は授乳ケープを全く使わず、そのまま出しっ放しで授乳します(笑)

チュニックのような授乳服(部屋着)を持っていましたが、夜中の授乳だと寝ぼけているのもあって、授乳口を見つけられずあたふたしてる間に赤ちゃんがさらに大泣きするということもあり、結局服をめくって授乳していました。

外出時、授乳ケープを使う際にも、ケープの中で服を下からめくるか、前開きの服の時はケープの中でボタンを外して授乳していました。

これは個人差があるかもしれないので、出産前に1着買ってみて、出産後必要であればオンラインで買い足せば良いのではないかと思います。

最後に

出産後すぐ付き纏うこの母乳問題ですが、私自身は、育児において、母乳でもミルクでもどちらでも良いと思います。

母乳を希望していても、状況によってはミルクにしなきゃいけないママもいますし、逆に、私もそうでしたが、ミルクにすれば良かったと後悔するママもいると思います。

母乳育児を検討している方に、この記事が、母乳かミルクかもし選べる状況になった時に、役に立つのであれば嬉しいなと思います。

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