「海と桜の春の|詩《うた》」【春弦サビ小説】 AI
海と桜の春の詩【#春とギター】|ミモザ
ミモザさんの
キャワワな歌詞を……
私が小説にすると……
皆さんのご想像どおりになりました
(*ノω・*)テヘ
「海と桜の春の詩」
森からの薫りが違ってきた。
土から春の薫りがするようになった。
空からも風からも春を感じる様になった。
桜の言葉が一面で降りそそぎ始めた。
桜の蕾が膨らみ、
ピンク色の可愛いの顔を出し始める。
今年も会えたね。
ポンポンと弾むように
咲き始める桜達に挨拶をする。
この道を進み川に合流して
流れていけば海へ辿り着ける。
自分も、流れに乗せてくれないだろうか。
散り始めた桜の花びらに声をかける。
一緒に海まで行こうよ。
花びらを抱いて海は歌う。
桜の花びらだけじゃない。
花々、木々、動物たち。
全てを抱いて海は歌う。
桜貝をピックに波のギターを
奏でる海に耳を傾ける。
まだ冷たい海に裸足で触れる。
このまま進んだら
自分も包み込んでくれるだろうか。
海にまでたどり着いた
桜の歌う春の詩を
聞きながら今年も思い出す。
瞳から溢れた
海水が頬を伝って海に戻る。
まだ駄目だと海が歌う。
波が歌う。風が歌う。
もう一度、一緒に歌いたい。
波に消えたあの人の隣で歌いたい。
自分も海底に連れて行ってと海に願う。
春のギターと共に思い出す。
まだ思い出にするには早いから
来年も一緒に歌おうと
海と約束して冷えた体を抱きしめた。
─イメージ─
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