恋バナ【949文字】 #春の恋バナ祭り
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参加させていただきました♥
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放課後の教室。
いつのも女子達で集まり、
並べた机にお菓子を広げる。
女子が集まれば始まる恋バナ。
最初は彼氏の自慢大会から
だんだんと愚痴になっていく。
甘い話より愚痴の方が盛り上がるのは
なぜだろう。
でも、アオちゃんの
ファーストキスはメロンソーダ味には
歓声があがった。
詳しくは、メロンソーダと珈琲の
混ざった味で少し苦かったって
台詞にかなりドキドキした。
「私も可愛こぶらずに
珈琲にすれば良かったぁ」
なんて照れながら話してる姿に
みんなの視線が集まったのは
言うまでもない。
一方
「シロちゃんの恋バナは甘々だよねぇ。
彼氏に愚痴とかないの？」
どうやら私の話は愚痴のつもりが
自慢話になっているようだ。
う〜ん
眉を潜めて考える。
「私が手を繋ごうって言わなと
繋いでくれないとか？」
と答えると
「はい！惚気確定！」
と言われて笑われてしまった。
ウムム
愚痴って難しい。
逆に、結構ハードなお色気ネタを
話すモモちゃんの言葉に隣で
どんどん赤くなるミドリちゃん。
私達も頬が熱くなってきた。
みんな結構暴露大会みたいに
なってるけど大丈夫なの？
つい握りしめた手の中で
チロルチョコが溶けてしまった。
「もう！モモちゃんのネタは
ハードすぎぃ！モモちゃんと彼氏さんの話でチョコ溶けちゃったよー！」
と手のひらを見せると
みんなが爆笑してくれた。
ティッシュで吹いても取れないので
トイレで洗ってくるねと言って席を立った。
「私もモモちゃんの話でのぼせた」
と笑うサクラちゃんと一緒に
トイレに向かう。
廊下に出ると
「手ッ」
とサクラちゃんが言うので
「笑っちゃうよね〜」
と答えると
「手…繋ごう」
と初めて言ってくれた。
「で！でもチョコ！！」
慌てる私の手のひらを掴み
指を絡ませてトイレに向かう。
嬉しいけど照れてしまう。
2人の体温にあたためられた
からだろうか、
チョコレートの香りが
強くなった気がした。
ファーストキスがチョコレート味に
なったのは二人だけの秘密だ。
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ってありそう
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もうどうしても
てる子さんの企画に参加したくて
やっちまったよ……(*ﾉω・*)ﾃﾍ
いいじゃないかアオハルだもの♥
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