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図書館から見る世界

ここ最近の習慣として、「図書館に行く」というものがあります。
週に1回は足を運んでは、棚に並んだ本を物色したり、ネットで予約した本を受け取ったりで、大体4〜5冊くらい借りています。

図書館に入ると、世界が綺麗に分類されていることに感動します。まるで世界の地図を見ているみたいだなぁと思います。これが頭に入っていれば、世間話に困ることはないだろうな〜と頭の中で妄想が膨らみます。

棚の前を一通り歩くと、ワクワクしたり興味を惹かれたりする“居心地が良い列“と胸がギュッとなるような“苦手な列“があります。単純にテーマの好き嫌いなのかもしれませんが、棚の前を歩くだけで自分の好きなテーマが少し分かるのが面白いです。

私の場合、哲学・自然科学・芸術・文学の列はとても居心地が良いし、その棚の前は心なしか呼吸がしやすい気がします。それと、いつも助けられているのは精神医学や家庭の問題を取り扱った本。読みながら泣いたり、納得できたり・・・心のモヤモヤが解されていくような気持ちになります。

逆にしんどい列で言うと、法律とか社会のテーマでしょうか・・・多分会社を思い出してしまうからですね。自己啓発本なんかは背表紙を見るだけで息がつまりそうになります(笑)

それと、自分でも本当にアホだと思うのですが、見たくないものからなぜか目を離せないクセ?があります。
昨日は、たまたま子を虐待してしまった親の手記が目に入り、立ち読みで食い入るように読んでしまって気分が悪くなりました。勝手に読んで死ぬほど腹が立って体調が悪くなる。アホすぎて困ります。

それでも懲りずに、無事4冊の本を借りて帰ってきました。
・『母という病』岡田尊司
・『隠し事』羽田圭介
・『お手軽気血ごはん』瀬戸佳子
・『ときめく妖怪図鑑』門賀美央子・アマヤギ堂・東雅夫
真面目に読む本と、面白い本と…色々借りて世界を広げたい今日この頃です。

本屋さんに行くのも好きですが、ビジネス臭を感じず、テーマごとにフラットに並んだ本を選べるのが図書館の良いところだなぁと思います。
それと、節約のため本を買うのは週に1冊!と自分に言い聞かせているので、図書館は本当にありがたい存在です。感謝感謝。

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