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人間の活動の全ては『モテたい』という子孫繁栄欲求に繋がるんじゃないか

(2019.07.11執筆)




モテたいという意欲が世界を変える

 人間の全ての活動は『モテ』のためなんじゃないでしょうか。オシャレな男も、コミュ力の高い男も、レギュラー取りたい野球少年も、何も成し遂げてないのに無駄に自信家な男も、学生起業して「意識高い」とか言われてる男も、もう全部『モテ』のため。x→∞で0に収束したりするように、人類の活動の全ては、モテに収束するんです。


そう、人間は「モテたい」。これが真理。



 
前にこんな話をしたんですけど。
『成功者になるためのたった1つの法則がムリゲー過ぎた』


 前言撤回です。成功するには、借金も親の離婚もいりません。すべてはモテたいという意欲。モテたい人間の、モテたい人間による、モテのための活動。これだけが世界を変える。こんなにコロっと意見を変えてしまう自分のプライドの低さが恐ろしいです。

 その刹那、世紀の大疑問が浮上しました。


『モテ』とは。


『モテ』の定義

モテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテモテ モテモテモテモテモテモテモテモテモテ




 失礼致しました。理性を失っていました。

 これ位やると、『モテ』の意味が分からなくなって来ます。モテを連呼し過ぎた余りモテの横暴が始まり、モテの権力が暴走し始めました。突如暴君となってしまい、ゲシュタルト崩壊が始まった、『モテ』


 ここは一旦冷静になり、『モテ』という概念とじっくり向き合っていきたいトコロです。この、『モテ』って何だろうって考え始めた時に、こんな題名の記事があったことを思い出しました。

営業のコツは相手をセックスに誘うようにセールスすること

 この記事の内容は、大胆に割愛すると、「ワンナイトキラーは営業成績が良い」ということを論理的に解説しているものでした。「モテ」の真意を探る時に、この記事が頭に急浮上してしまった自分の人間性を恥じたいです。

 この記事に登場する外国人男性は、『モテ』を『相手の欲望を駆り立てること』として説明しています。つまり、『モテたい』というのは、他人を欲望する感情に根ざしているはずなのに、他人から欲望されずして成り立たないんですね。






………?!





 余計に意味が分からなくなって来ました。他人を欲望するがあまり他人に欲望されないと収まらない感情。コレが『モテ』。こんなに面倒臭い欲求を進化過程で装備してしまったホモ・サピエンスが怖い。


もうちょっとシンプルにしましょう。

 これまでのお話をシンプルに捉えると、「モテたい=相手に興味を持ってもらいたいという感情」なのではないでしょうか。

 よく、「カオの格好いい男の話が面白くないのは、面白くなくてもモテるからだ」という説がありますが、正味、面白くなくても人の興味を引けるからでしょう。そして、カオっていうのはもうロト6並の運ゲーなので、大体の人間はファッションなりコミュ力なりカネなりで他人の興味を惹いていきます。


 相手の興味を引いて、願わくば子孫を繁栄させたい。そのために様々な行動ができる、ホモ・サピエンス


 そして、「付き合った瞬間に興味がなくなってしまう」という男もよくいますが、これは「モテのための活動」に一旦終止符が打たれるからでしょう。人間が原動力を『モテ』としてる以上、「もうモテなくていい」と分かった瞬間、急に日々の生活が無意味にすら感じられてきます。

 つまり、なんだかんだモテるための活動をしないと生きて行けないんでしょう。そんな非常に回りくどい動物、ホモ・サピエンス


 そんな煮え切らないホモ・サピエンスに愛着が湧いてきた本日でした。気力がなくなったり、何かを諦めそうになったりした時は、心底「モテたい」と願いましょう。日本のGDPを上げたいなら、できるだけイケメンの遺伝子が繁栄しないように願いましょう。


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