5/26の日記 夢と現実のラインがわからんという話

私は、アルコールたくさん摂取して半ば気絶する形で就寝している(真似しないでください)。

おかげで眠りの質は非常に悪く、睡眠中に夢を見ている時間が長いようだ。

夢の中で夢を見る、いわゆる「夢中夢」も、五重くらいでみたりする。

夢から覚めたらそれも夢だったとおもったらそれも夢だったから怖いなとおもったらそれも夢だったからツイートしようと思ったらそれも夢だった…みたいなループ。ものすごく疲れるよ!


で、今日ももちろん夢をみた。

夢の内容としては、「久しぶりに会えるはずだった彼氏が仕事が長引いて会えなかった。そして仕事を理由に数ヶ月ぶりの逢瀬の約束を破るような男なんてロクな奴じゃない!と、母に説教される。」というもの。


大した内容ではないのだが、この夢の中の「わたし」が感じていた心情の描写があまりにもリアルだった為に、起きてから数分感動した。人の脳は、睡眠時にも感情をシミュレーションできるのか、と。

いつも新幹線に乗ったタイミングで「〇〇時〇〇分に駅に着きます」と連絡してくる彼から、最終の新幹線の発車時刻になっても連絡が来ない焦燥。

それからしばらくして、「まだ職場にいます…」と電話がかかってきた時の絶望と、「もうちょっと早く連絡できるタイミングなかったん?」という小言。

「こないだ言ってたプロジェクトのリーダーになって、帰るに帰れなくて…」という言い訳に、「え、すごいやん!」と言いたい気持ちと、「あー、そしたらしばらく会えへんのか…」という落胆。

「ごめんね」と言われた時の、普段敬語なのに突然タメ語を使ってくる計算高さと、それに対する感服。

私の脳が構成している夢なので、私の感情を吸い上げて夢として出力したのだろうけども、あまりにも 「私がこの場面に置かれたらきっとこう思うだろう」ということを描き過ぎていて、少し気味が悪いほどだった。

そこで、「夢の中での感受性が現実を超えた時、夢と現実は逆転する」のではないか?と、怯えている。

今生きている現実が、真実なのかは誰にもわからない。胡蝶の夢で、のうのうと生きているだけかもしれない。

ただ、夢と現実の曖昧な真実性をくるりと引っ返せば、蝶のハラワタをぶちぬいて、新しい夢と現実が生まれるんだな、と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?