マガジンのカバー画像

日記

21
日記や展示の告知です。
運営しているクリエイター

記事一覧

ヨウジヤマモトからマスク&Tシャツが発売

アーティストの内田すずめです。この度、ヨウジヤマモトさんから私の絵がプリントされた布マスク&Tシャツがセットになって発売されます。今回は2柄ご紹介できればと思います。 まずは手痕の柄。こちらはウイルスで外出規制が続く真っ只中、インスタグラムライブで描いた絵が元になっています。内田自身の手のひらに絵の具を塗り、それを叩きつけることで描いた絵です。未曾有の状況に対して自分が何を出来るのか?その疑問から湧き出たフラストレーションが爆発した作品となりました。私にとって、やり場の無い

悩みは、声に出すだけで少し解決する。山之内すずさんの言葉から

アーティストの内田すずめです。現在、西武渋谷のショーウィンドウに絵を起用頂いております。 「自己否定」×「自己肯定」をテーマに、ひとりの女性のふたつの表情を描かせて頂きました。モデルは山之内すずさん。CMやバラエティー番組に登場する、若者たちから絶大な人気を誇っている18歳。 悩みは、声に出すだけで少し解決する。 これはお会いした時に、山之内すずさんから教えて頂いたことです。 すずさんのインスタグラムには、ファンの方々から様々な相談が寄せられます。友人のこと、家庭でのこ

内田すずめさんのトークショーへ

今日は午前中に美容院に行き、帰宅して午後から大阪の阪急うめだ本店で開催された、内田すずめさんのトークショーに行きました!内田さんがYohji Yamamotoさんとコラボして作られた洋服が、期間限定で販売されていて、内田さんの原画が展示されていました。 私が内田すずめさんのことを知ったのは、昨日の朝のことです。noteを見ていたら、「閲覧履歴にもとづくおすすめ」で表示されていて、初めて記事を読みました。内田さんは画家の方で、Yohji Yamamotoさんと洋服を作ってら

そのかわいさで世界を滅ぼす勢いのネコキャラ「ねここ」のTシャツが西武渋谷で発売。

はははははは!!!アーティストの内田すずめです。私がインスタグラムに投稿を重ねていたネコのキャラクター「ねここ」。何がどうしてこうなったのか、なんとTシャツを西武渋谷さんから発売頂けることになりました。 ウマイ!ウマイですう!!!ねここ恵みのクッキー、ウマイウマイウマイよ~!ハピネス!ハピネエエエエエエエエーーーーーーース!!! ねここ「聞いた話では、着るとハピネスに溢れて、ヨダレが止まらなくなるんだって。」一家に一着いかがですか?なんか口が乾くなって時に着たら、のど飴よ

首を切り落とした絵を服にしたヨウジヤマモト。それを着た斎藤工さん。

GQ japan 3月号に、ヨウジヤマモト x 内田すずめ ロングシャツが登場しています。なんと、俳優・映画監督の斎藤工さんが着用下さいました。 ダークなリップとウェッティな前髪がたまらん。ヤバい香りが匂い立つというか、映画の登場人物だったら絶対事件に巻き込む側の役でしょう。普段は甘いマスクなのに、こんなモデルもされてしまうんですね。すごい。 原画はこちら。 ↑「ゆりかご」内田すずめ 紙、鉛筆、アクリル 2019年 生まれ変わりたくて、自分の顔を入れ替えてしまいたくなっ

トークイベント アーティストの働き方 1/25(土)16時~@元麻布

「なんで会社員だったのに今アーティストやってるの?そのあたり、トークショーで話してよ!」とご依頼を頂戴した。そう、私は実は昔は会社員だったのだ。あまりにも不適合すぎて、今は違った働き方をしているけれど。 というわけで、1月25日(土)16時~トークショーに参加させて頂きます。アーティストという職業になるに至った経緯についてお話できればと思います。 ところでこちら、学生時代からの友人が個人的に主催しているイベントなんですがフライヤーのクオリティの高さに笑う。内容も豪華で笑う

日本美術解剖学会でお話します

来月、1月12日(日)に学会でお話をさせて頂きます。 ポスターかっこいいー!!! 私のお話するテーマは「内臓を描く」、です。 一般の方もご入場頂けるようですので、ご興味ございましたらぜひ。 拒食症。 死ぬほど食べたいのに太ることが怖くて食べられない。 ならば小腸を食いちぎって栄養を吸収できない肉体にしよう。 私があの頃死んでいたら、そんな幽霊になっていたはずだ。 「拒食と自爆」 紙、鉛筆、木炭

表参道スパイラルで1点展示中です

年内最後の展示のお知らせです。今週末、12/15(日)まで表参道スパイラルで髪の毛の作品を1点展示中です。 左の作品は2015年に制作したもので、服薬中の副作用で細くなってしまった髪の毛を使用しています。今回出品する右の作品は、断薬後に生え変わった髪を使ったもの。髪の毛は死滅細胞ですが、こんなに生まれ変わるんだな、という発見がありました。心なしか右のヒトガタの方が元気に見えます。 病を乗り越えて育ち、役目を果たして抜け落ちた髪。そこに生への執念と軌跡を見つけ、作品名を「道

ねここグッズ

今見たら、noteのフォロワーが1421名いらっしゃった。小学校の校長レベルじゃないか!ありがたい!ありがたいけどなんでそんな増えたんだろ? さて、私の描いている「ねここ」ちゃん。シマリスでもクマでもなく猫なんですけど。 ねここグッズ、作るとしたら何が欲しいですか~ってアンケートをinstagramで採ってみたんですね。その結果がこんなかんじ。 ↓PVCトート、ハンカチ、Tシャツ、マグカップ ↓スマホケース、ブローチ、ネクタイ、LINEスタンプ、ステッカー

瞬殺のジクレー

大阪のイベントが初日を迎え。 限定10部のジクレー(版画)は開店前に並んで下さったお客様で完売だったそうです。お迎え頂いた皆様ありがとうございます。SNSで気にして下さった遠方の皆様もありがとうございます。 もうちょっと部数を増やすべきだったかという思いもありつつ、10部限定にしたのには理由がありまして。転売がバンバン起こることを避けたかったんですね。 自画像ならまだしも、モデルさん(今回だと先生)の肖像がすぐにフリマサイトやオークションサイトに出るのは、傷つくしすごく

情熱のジクレー

ここまで長かった... ずっと出したかった初めてのジクレーが発売されます。私のジクレーを作りたい思いを受け止めてくださったYohji Yamamotoさん、阪急うめだ本店さん、心から感謝申し上げます。 「山本耀司先生の肖像・地平線」エディション10 耀司先生のお顔は、今までの御礼をお伝えしたい気持ちで描きました。NHKの番組内で耀司先生が若手の方々を眺めながら「(ああやって一緒に働く姿を眺めるのが)好き」という意図のことをおっしゃっていて。そうやってチームでものをつくる場

情熱のジクレー職人

ジクレーとは、高性能のインクジェットプリンターで印刷された限定版画作品のことです。 今って、自宅のプリンターで十分きれいにプリントできるじゃないですか。だから、ちょっと紙や印刷が良くなるだけで自分でやるのと変わらないんじゃん、と思っていたんです。 大間違えだった!! 何が一番違うかって、ジクレー職人の存在です。 もうね、持ってる目が違う。 ぱっと見完成度の高いジクレーなのに、職人さんに言われてみてよく見るとマゼンタ色のつぶつぶが散らばっているの。あるいはちょっと全体

ヨウジヤマモトに自分の顔がプリントされて

まあああああああ!このたびYohji Yamamotoさんからレディースサイズでも私の絵がプリントされたお服が発売されることになりました!生きているとこんな幸せなことに出会えるのね…ほろり 百合阿修羅ジャケット と 私の中の私たちドレス の2種類が阪急うめだ本店さんで発売されます。今月のVOGUE FASHION'S NIGHT OUTのタイミングです。 そもそもは私の「メンズサイズだと大きいから、自分が着る用にレディースサイズを作って頂けませんか」というお願いから始

満員御礼 下北沢B&Bトークショー

ウェイウェイ!昨日のトークイベント、ご来場頂いた皆様誠に有難うございました。週始まりのあんな夜遅くまで。お客様にもスタッフの皆様にも感謝感謝です。芸術新潮の伊熊泰子さん、Yahoo!ライフマガジンの秋吉健太さん、誠に有難うございました。 伊熊さんの「馬蝗絆」という器にまつわる物語が面白かった。享保12年(1727)の文献によると、もともとは平清盛が中国から贈られたもので、その250年位後に足利義政が所蔵した茶碗らしい。その時に「なんかこれ底にヒビ割れあるやん、交換してちょ」