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余裕がない…のかも。

実は今、余裕がないのかもしれない…。

他人事のようだけど、これ自分のことです(笑)私は、自分が困っていることに気づくのが、かなり遅いタイプ。昔、医療機関や福祉機関の人からもそう言われました。だから気をつけるようにって。

どのことから書くのがいいか、ちょっと難しいけど、今回は急に気づいた、私の余裕がない状況について書いてみたいと思います。





収入と家賃の割合は
重要なんだと思い知る

正直にいうと、今のマンションの家賃が高いんです。高すぎなんです…。転居前のマンションの家賃も、安いとはいえなかったけど、それでも働いている家族が2,3人いれば、たとえ全員がパートやバイトでも、大丈夫な金額でした。

今のマンションは~というと、3人がフルタイム勤務の状態で、払えるかな~厳しいかな~という金額です。

さて、わが家の状況ですが、子ども(といっても成人してる)の1人は障害者で、障害者雇用でパートタイムの期間社員なので、給料的に家賃を負担させるのは厳しいです。その他の子は一般的な会社勤めをしていて、そのうちの1人は前回書いた通り、数ヶ月後には出ていくことが確定。…となると、何らかの理由でダンナの収入が急に途絶えた場合、私ともう1人の子で家賃を払わなければならなくなります。

2人でこの金額は無理だな~という思いが、自分が思っているよりも、強く私の中にあるということに、前回の文章を書いていて気づきました。普通ならばそんなこと、わかりきってることなのになぁ…。

最近、ぼんやりとした不安がつきまとっていて、何でだろうと思っていたけど、不安の1つはどうやらそれらしいです。(気づくの遅っっっ!)

初めて1人暮らしをする時に、家賃は収入の3分の1以内がベスト。それより高いにしても、収入の半分までに抑えろ!というのは、本当にそうだよね~って、いまさらながら思います。

今のところへの引っ越しは、どうしても譲れない条件があったし、急を要する、半ば強引な転居だったから、一か八かな要素が強かったんです…。



もしかして私って
引きこもりに近い?!

え~っと、私は三鷹でスズメベースという場所をやっていますが、そこで私は収益活動をしていないから、実際のところ無職です。

子育ては終わったとはいえ、家族のご飯を作り(昼食も家族が家で食べる)、家の掃除や片づけをして、家族の代わりに宅配物や郵便物を受け取り、ハウスをキープしている主婦ではあるので、今じゃ希少な専業主婦ってやつです。

気づけば「子どもが小さくたって女も働け」的な世の中なので、専業主婦は立場がなんとなく弱い。お金持ちならば、そうでもないのかもしれないけど。

そんな専業主婦の私にとって、さっき書いた家賃の問題というのは、かなりヘビーな話です。現在の私はフルタイム勤務どころか、パートもしていない。つまり無収入がなんですから…。

スズメベースにあまり行かなくなったことだし、働くか!と思ったものの、現実はそう甘くはないですね。今の私にはなかなか高く頑丈な壁が、目の前に4つ程そびえ建っているように感じます。

高い壁①〈年齢〉の問題

う~ん…これはなかなか厳しい。昔だったら定年の年齢に近いし、年齢はどうにもならない。

年齢が年齢でも〈資格〉があればね~って、そんなこといわれても、資格なんて何1つも持ってない。これが高い壁②です。

いや、そんな私ですが〈身体と体力〉には自信が…自信全くありません(泣)なぜなのかすぐに腱鞘炎になってしまうし、関節痛や首や腰のヘルニアもあるし、なんだかめまいや耳鳴りも凄い。体力に自信があるなんてとても言えない。これが高い壁③。

そして、ここがまた難儀なんですけど〈自信〉がないんです…。これが高い壁④になります。

PTAという集団組織の中で10年以上がっつりやってきたし、その後も長年ボランティア活動をやってきたけど、会社勤めをしていたのはもう15年か16年前が最後。この年齢になって会社勤め(事業所や店、工場なども含む)をしようとしても、かなり気が重いんです。足がすくむっていうのかな…。履歴書もどう書いたらいいか、悩むところだらけだし。

そう思うと、なんだか引きこもっていた人と、感覚が似てるかもな~って思いました。私の場合は外には出られるし、人とも普通に話せるから、実際のところましなのかもしれないけど、足がすくむ感じや、胸がざわつく感じは似てる気がします。どうしても恐怖感が先に立つし、尻込みしてしまいます。



今となっては全てにおいて
両立が難しいかもしれない


そんなことをいってもお金が不安なんだし、今を逃すと年齢的にもさらに雇われなくなるから、とにかく何もかもをかなぐり捨てて働こう!と思ったとしても、たぶん今の体調や体力で働いたら、今度は家のことが出来なくなると予想がつきます。

それでいいのか、自分!?

と、思う自分もいます。お金のことを考えなければ、今の状態は私が生きてきた中で、稀に見る平穏な日々なんです。今だって体調はよくないし、お金のこと以外にも悩みはあるけど、小さい頃から波乱万丈な人生だったので、私としては初めてかもしれない平穏な状態です。

だから、この平穏を壊したくない自分もいます。でもこれは絵に描いた餅なのかもしれない。私が感じている平穏は、平穏に思いたいだけであって、見せかけのものでしかない気もします。

1日に短時間、週3日くらいから働いてみればいいのかな~と思うものの、それは定年が来たら終わってしまうし、従来の定年後もやっていける何かをはじめておくならば、今が肝心なんじゃないか?という思いもあって、毎日足踏み状態が続いています。



何をどのくらいどうするのか
それが重要なのかも

好きでもないところで身を粉にして働いて、気づいたら死ぬ寸前で~なんていうのは避けたい。たとえお金の不安がなくなっても、そんな人生は嫌だ。

とすると、私はそこそこな線をいきたいのかもしれない。誰でもそうかな。でも以前の私はそこそこは嫌いで、いつでも全力投球が好きだったから、そうでもないのかな。

でも今の私は、とにかくそこそこでいきたいんです。

本当はもっと安いところに引っ越せばいいんだと思う。私1人だったらそうする…。家族が住む場所の条件が厳しくて、引っ越すことが難しいんです…。しかも引っ越しはお金がかかるけど、そのお金がうちにあるのかわからないし。だから引っ越して家賃を下げることは、今のところ無理そうです。

ちなみにうちの家計はダンナが完全に握っています。私がする生活上の買い物は、ほとんどクレジットカードで支払っていて、カードの引落額分をダンナが毎月口座に入れます。だから私には動かせる現金がほとんどありません。

家計のやりくりをして余裕を出す…という努力もできないし、私はうちにどれくらいお金があるのか知らないし、在処も知りません。今の家の引っ越した時にかかったお金は、私が長年に渡って細々と貯めていたへそくりを、全額出すはめになったので、たぶん家のお金は0に等しいんじゃないかと思います。

この状況や管理具合が私の辛さや不安を煽っているんだと思うし、ダンナは人の自信ややる気を喪失させることに長けている人なんだと、今になって感じています。本人は全く気づいてないけど。

そんなダンナは見るからに不調で、いつどうなってもわからない状態で、もし死んだり働けなくなったら、私は無一文同然になるので、毎日とにかく不安です。家賃は高いし。

そんな中で私が今すべきこと、優先順位、やりたいことやりたくないこと…を、頭の中でまとめています。

いつまで生きるかわからないし、日本はどうなっていくのかもわからないけど、私は年々やりづらいことが出てきているし、前は気軽にやれていたのにな~なんて思うことがいろいろ出てきてる。頑張ってやれることと、頑張ってもなかなか難しいことが、既にある。これが老いなんだな。50代でこんなだとは思ってなかった!というのが本音です。

老いに対して、妙に逆らおうとも思わないけど、この部分だけはもうちょっと頑張ろうかな~という点もあります。その辺りのことは、体調も思いも考え方も、完全に人それぞれだと思う。だから友人に相談できないことが増えたかも。まぁ仕方ないですね。



最後に…。


そんな状態でも5年後、10年後よりは、今の方がたぶん体も動くし、頭も回るはず。40代の半ば頃「うわ~年取った!!」って思ってたけど、今思えばあれはまだ大した状態じゃなかった。

今じゃ同い年くらいが集まったら、病気の話や検査数値の話ばかりだから、私だけが妙に弱ってる訳じゃないんだと思う。親の介護で大変な人もいるし。

子育てが終わったな~ってところで、気が緩むのかな。私の場合はコロナ感染後に、身体状態がさらに低下した気がします。ほんの数年でこんなに心身の状態が低下するとは、思ってもいませんでした…。

大切なものは人によって違う。人生も断捨離も、そういう点では似ていますよね。人の言うことに振り回されず、自分自身と向き合って、なるべく後悔の少ない生活をしたいですね。

考えすぎもよくないけど、今日も明日も1人会議です。

寂しいような、ワクワクするような光景



東京三鷹生まれの三鷹育ち。自分の居場所を求めて富良野、京都、東京多摩地区を転々としたのち三鷹に戻り、以降ずっと三鷹に在住。2016年2月、本好きと、長く続いた居場所探しの経験を活かし、地元でゆるい感覚のまちライブラリーをスタート。ひっそり人好き。地域クリエイター。