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今日の1枚(2023/5/8)

世界は美しいモノにあふれている。

今日の1枚は、因幡の白ウサギ。

和風月明では、10月のことを神無月と呼ぶ。

日本中の神様たちが、1年に一度、出雲大社に集結し、地域を留守にするので、神が無い月。

反対に出雲では、10月を神在月と呼ぶそうだ。

出雲大社では、この時期に神様たちを海にお迎えに行き、お社までご案内する神事もある。

・・・千と千尋の神隠しを想像しちゃうな。

神様たちが、対岸から船に乗って押し寄せてくる図。(不謹慎?)

まあ、それくらい出雲というのは、神話と密接に関わる地なのだ。

因幡の白ウサギもそのひとつ。

サメを騙して皮を剥がれたいたずらウサギが、大国主大神に助けてもらったという話で、童謡にもなっている。

出雲大社の手水横に、その場面を模した像があった。

ウサギが大国主命を見上げる、一途な姿がなんとも可愛らしいくて、思わずパチリ。

皮を剥がれても生きていたのだから、意外に生命力が強い。

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