ノック式万年筆に手を出した。

タイトルが若干パワーワードじみてますが、嘘も誇張もないです。ノック式の万年筆です。

キュリダス | プラチナ万年筆

なお、ノック機構自体はボールペンと同じだったりします。とはいえ、万年筆特有の事情があるのでボールペンほど単純な作りにはなっていませんが。

開封。

この化粧箱自体はキュリダス専用のものでは無く、プラチナ万年筆共通の化粧箱です。バラ売りしている文具店で買った場合こうなります。

台座の下に取り扱い説明書、カートリッジ(ブルーブラック)。これらもプラチナ万年筆共通のものでキュリダス専用ではないです。キュリダス専用の付属品が必要ならパッケージ販売しているお店などで買うことになりそうです。
キュリダスの説明書も入っていないので、公式サイトのマニュアル(PDF)を見ながら作業します。

本体

若干異形な感じですが。
今回は太さが国産EFです。クリップは着脱可能。先端は中蓋があって、この状態での乾燥を防いでいます。

ノックするとこう。万年筆らしい形になります。
ノック感覚はボールペンみたいな軽いカチカチじゃなくて、ぬるーっと沈み込む感じになります。先端チップを収納するタイプのシャーペン(グラフギア1000など)に近いかも。ちなみに、インク装填してない状態でノック繰り返すのは中蓋がペン先に擦れて摩耗するのでNGだそう。

内部

分解しますかの。

マトリョーシカかなにかかな？これだけ分解してようやくインク装填が可能になります。

インク装填

今回はカートリッジ使います。他万年筆と異なりガイドとなるものがない状態で軸に突き刺すのでちょっと不安になります。

で、元に戻す。

筆記

EFにしては太いかな？あと、若干引っかかる感じの書き味。EFだから引っかかり気味なのか、プラチナ万年筆特有の調整でそうなっているのか。

それはそれとして、クリップは筆記の邪魔にならないのか？たまーにその辺気にしてる方が居ますが。

持ち方にクセが無いなら邪魔にならないです。もし気になるなら、外しちゃいましょう。

これに手を出した理由ですが、いつぞや買ったプレジールのペン芯に亀裂が入ってしまったためです。元々クラックがあったのでしょう。

しかし、メモ帳と組み合わせるのは大袈裟な気もする…。

2022/11/21追記
ノックしても戻らない事象が発生しちゃいました。繊細すぎる子ですねぇ。