「タイムパラドックス」ってなんでしたっけ？：映画評「トゥモロー・ウォー」
クリス・プラット主演のアマゾンプライム・オリジナル作品。
エイリアンに絶滅寸前まで追い込まれた未来から現代に助けを求められ、未来にタイムワープしてエイリアンと戦う…というのが基本骨子。
「ワールド・ウォーZ」とか「新・感染」みたいに、CGを駆使して物量作戦的に大量の敵を登場させ、敵味方混じっての大虐殺展開が繰り広げられます。
ざ〜っくり言うと、
「ターミネーター」＋「ワールドウォーZ」＋「エイリアン２」＋ちょっと「刃牙」
…って感じ？（笑）
この手の作品の場合、「タイムパラドックス」にはある程度ゴマカシが入るものですが（真面目にやったらストーリーが構築できませんからねw）、本作は大胆に「いいかげん」に扱ってます。
まあ、ツッコミ出したら止まらない。
なんか、未来へ送り出す兵士の選定基準あたりにチョロっと「らしき」設定が入るんですが、それ自体が突っ込みポイントになってるくらいw。
いや、ある意味、清々しいです。
「じゃあ、面白くないか」
って言うと、そんなことなくて、ラストまで楽しめます。
とにかく展開が早いんですよね。
「え？これってタイムパラドックス的にどう…」
と悩む間に、ドンドン話は展開していき、派手にドンパチ。
ま、そういう映画なんですよ。
真面目に考えちゃいけませんw。
キャラ的には「クリス・プラット」はどうかな？
もうちょいイイ加減なキャラの方が向いてるような気がするんだけど（ご本人はかなり真面目な方のようですが）。
それも気が付いたらテンポに巻き込まれて、どうでも良くなるんですけどねw。
Amazonプライムに入ってる方は「追加料金なし」で見れるんだから、「お得」っちゃあ「お得」。
いい時間潰しになります。
ただし真面目に考えちゃ、ダメですよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？