粧し込んで街を闊歩したくなる:映画評「JOKER」
いろんな評も出てるんで、あんまり付け加えることもないですかね。
JOKER
かつて「ヤクザ映画」をみた後に、肩を怒らせて劇場から出てきたように、シナトラの”That’s Life”をBGMに、街を踊るように闊歩したいような気分になっちゃいましたw。
<That’s Life>
https://youtu.be/uC-IhSfXkes
どちらも「善/悪」を持ち出せば、「イケナイ」話。
「倫理」の境界線は本作の方が曖昧ですかね。
この「JOKER」では、まだ<主張>が見え隠れする。
その<主張>さえ超えたところに、「ダークナイト」のジョーカーがいるのかも。
ただそのジョーカーを支えるには、対極にもう一人の「モンスター=バッドマン」が必要となる…とかね。
他のDC映画とは一線を画してるといいなかが、しっかり「バッドマン」の物語になってるあたりが、グッときました。
やるかな?
続編=バッドマン?
…とか言って、「信頼できない語り手」の最たる存在のようなものですからね、ジョーカーは。
果たして、本作で語られてるのが、どこまでホントウのことなのかどうなのか?
それもまた<曖昧>…
あ、これもよかったなぁ。(RIP ジンジャー・ベイカー)
<White Room>
一見の価値は間違いなくあり。
「今」を反映した、シャープな作品だと思います。
是非「騙され」に劇場まで。