見出し画像

ヘンリー・カヴィルの「スーパーマン」の見納め?:映画評「ブラックアダム」

ロック様主演のDC主演映画。
…なんですが、ジェームズ・ガンらが率いることになった新しいDC体制には参加できないことになったようです。
DCユニバースも破壊しちゃった?w


バンバンど派手に色んなもん破壊しまくって、ストーリーの方もヒーローものにしてはひねりが効いたところがあって、気弱なロック様も拝めることができて
…とまあ、楽しめる映画だと思います。
全然退屈しなかったですから。


ただまあ、
「こりゃあ、必見!」
かというと、そこまではないかな〜。
良くも悪くも「ロック様の映画」。
興行的には期待してたほどではなかったと言われていますが、この「良くも悪くも」感が原因かもしれません。


個人的には、
①派手だけどスケール感がない
②ヒーローメンバーに馴染みがない
ってのが引っかかりました。
この作品の舞台って、「エジプト」をモチーフにした都市なんでしょうが、その都市の「王になる」ことをめぐってのバトル…って、現代パートだと、なんか地味なんですよね(エジプトさんすみません…)。
これがロンドンやNYくらいになったら、もっとスケール感が出たと思うんですけど。
その上、登場するヒーローたちが、
「誰それ?」状態。


地道にここら辺を積み上げてきたマーベルとの地力差ですかねぇ。
せめてジャスティス・リーグから一人引っ張ってくりゃ良かったのに。


「新しいDCユニバースには含まれない」
…と言われても、
「ああ、そうですか」
って感じw。
せっかく引っ張り出してくれたヘンリー・カヴィルの「スーパーマン」が続投なし…は相当残念なんですけどねぇ。



面白くないわけじゃないですよ。
ロック様ファンには見どころ満載w。
でもまあ、DC映画としての新しい扉を…って感じはないです。
それが求められてたってのが、本作の不幸なところですかねぇ。


#映画感想文
#ブラックアダム
#ドゥウェインジョンソン

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?