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夢枕獏だよね〜:映画評「陰陽師0」

「光る君へ」でユースケ・サンタマリアが演じてた「安倍晴明」が絶妙で、まあそのことが頭にあって、見かけて、ついレンタルをポチッと。
アルコールが入ってたんだよね〜。

都を突如襲う凶悪な呪いと龍――その先には強大な陰謀が待ち受けていた。呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁――《陰陽寮》。学生の安倍晴明は、呪術の天才ながらも陰陽師に興味を示さず、 友人も持たず、周囲から距離を置かれる存在だった。ある日晴明は、貴族の源博雅から皇族の徽子女王 (よしこじょおう) を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。 衝突しながらも真相を追う晴明と博雅だったが、 ある学生の変死をきっかけに、 平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す。若き晴明は平安の闇を祓えるのか? そして呪いに隠された真実とは——?
(AppleTV+)


原作は「夢枕獏」。
でもそのまんまじゃなくて、そのキャラクターの若き日・出会いを脚本に仕立てたって感じでしょうか。
思ってたより、初々しさがあって、それでいてチャンと夢枕獏の晴明と博雅になってたのが良かったです。
そりゃまあ、ユースケ・サンタマリアの晴明とは随分違うんだけどw、根本にある「呪」の考え方なんかは意外と通じるところがあるんですよね。
「光る君へ」では龍が飛んだりはしませんが。


セットもなかなか気合い入ってましたが、ちょっと中国テイストが感じられるのが、若干違和感ではあったかな。
ここらは「光る君へ」が頑張ってるから、比較しちゃったってのもありますが。
平安の絢爛さってこう言うんじゃないんだよね〜みたいなw。
いや、こっちはこっちで頑張っとるんですがね。


若き日の晴明と言うのは、まぁこれはこれでいいとして、こうなったら年老いた安倍晴明の活躍も見てみたいなぁって気になります。
源博雅を喪い、藤原道長にその面影を見つつ、力を貸していく
…とかいかがでしょう。
もちろん主演はユースケ・サンタマリアで。

「それ、<光る君へ>じゃん」

ごもっともw。


#映画感想文
#陰陽師0
#安倍晴明
#光る君へ

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