確かにバットマンは「卑しき街を行く騎士」ですからね:映画評「THE BATMAN」
どこかで監督だか脚本家だかが、
「バットマンが探偵役の映画なんだ」
みたいなことを言ってた記事を読んだ覚えがあるんですが、確かにそんな感じです。
ハードボイルドの探偵映画。
マスク姿のバットマンが警官と一緒に実証検分するシーンなんかがあったりしますからw。
セリーナ(キャットウーマン)との関係性なんかもハードボイルド映画っぽい。
あの展開で、マスクの下も分かんないのにキスとかする?(それを否定したら「バットマン」にならんかw)
作品のテーマの方は、「格差」「虐げられた者」を描いてる点では「ジョーカー」を、バットマンのアイデンティティが揺るがされれる展開には「ダークナイト」を思い出させます。
ただ深掘り度合いはその両作品には一歩及ばず。
その分をハードボイルドな雰囲気でカバーってとこかなぁ。
僕は楽しみましたし、ヒットもしたようですから、その点を評価する人が多かったっことなんでしょう。
3時間弱の上映時間も気にはならなかったです。
…チョットだけNetflixで1.5倍速にしたシーンもありますがw。
DCは作品世界の再編で話題になっていますが、本作は単独シリーズとして第2作の製作が進められるようです。
この路線で行くのかな?
今度は公開を見に行くかもしれません。
#映画感想文
#thebatman
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