![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118618848/rectangle_large_type_2_a11335650cdf63c3f1ad4a07657d0415.jpg?width=1200)
小話。
撮影し終えたフィルムは現像からデータ化までお店にお願いしている。
現像後のスキャンデータはダウンロードで受け取っているのだけど、ある時受け取った現像データを確認してみたところ画像の中に異物が混入していた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118615264/picture_pc_6717b22e4600015dc8bd97500a1f28e0.png?width=1200)
画像右下部分、あきらかに髪の毛だ。
この他にも数点の画像に髪の毛が確認できた。
これまで数えきれないほどのフィルムをスキャンデータ化してもらってきたけれど、こんなことは今まで一度もなかった。珍しいこともあるもんだ。写真屋さん、痛恨のミスだね。
髪の毛が混入していた画像の番号を確認してメールで連絡したところ、翌日以下のような返事が届いた。
「ご指摘いただいた件ですが、残念ながらスキャン時の混入ではありません。
ネガの元画像を添付しますのでご確認ください。」
メールに添付されていたネガそのものを写した拡大画像には見まごうことなき一本の髪の毛が写っていた。
「一眼レフの場合、レンズと本体の間に髪の毛が挟まってしまうことがあります。」
ご丁寧に説明までしていただいてほんと恐縮極まりない。
またやってしまった。
異物混入の犯人は私だった。
お店のせいにしたりしてごめんなさい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118620602/picture_pc_f5cd12d28b3e33c32a685a35557711ff.png?width=1200)
ロケ地:奥秩父
美しい場所だったのに、まさに痛恨のミス。
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