夜の景色。

高感度＆高価なフィルムcinestill800tを手に入れたらせっかくだから夜の景色を撮りたくなるのが人情というもの。

9月までもが夏に括られてしまうような今年でも秋分の日を過ぎれば日没時間につれ夜の訪れも早まってきた。日中であればいくらでもブラついていられるのに夜の7時8時ともなるととたんに帰巣本能が発動してしまう私にも夜間撮影のチャンスが到来だ。

18時過ぎればおおよそ夜と言えるようになってきた10月初旬のある日、野毛あたりを散策した。

仕事や、誰かと会う約束など明確な目的のない夜間外出はやっぱり落ち着かず、この日も1時間も歩かないうちに早々に帰路に着いた。当然フィルムは撮り終えることなどできず、今度はいつ夜間外出できるのだろうと思う。