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トキメキNo.3 ガラスの醤油さし(リサイクルショップ探訪記録)
トキメキシリーズ更新。
「トキメキシリーズ」とは、リサイクルショップもしくは自治体のリサイクルセンターを徘徊して連れ帰ってきた逸品たちをフィルムカメラで撮影し、可能な限り褒めたたえ、買い物の正当化を試みようとする目論見である。
- No.3「ガラスの醤油差し」-
またもやガラス器の登場である。
手に取ればそこそこの重みを感じる。ちょっとやそっとでは倒れなさそうな壊れなさそうな、厚みと安定感のあるフォルム。
頭(注ぎ口)部分の着脱はネジ式。らせん状に溝が切られていて、くるくる(きゅきゅきゅと音がするのもいとをかし。)回すと着脱できる。無論、ネジ部分も含め、オール・ガラス製だ。
頭のてっぺん部分には波紋のような同心円模様が、胴体側面にはギザギザと立体感のある縦ストライプ模様が施されている。この模様がどこか不揃いで、ゆらぎを感じさせるところも胸キュンポイントである。
これを持ち帰ったとたん、それまで自宅で使っていた醤油差しが壊れてしまった。そのためさっそく現役として我が家の食卓で活躍中である。
この醤油差しを傾け、大好物の目玉焼き目がけて醤油を垂らすひとときは至福だ。しかも液だれゼロ。おしまいがピッと気持ち良く切れる様は清々しい。
そして何より昔のガラスならではの甘い透明感。なんと言ってもこれなのである。
冷たいガラスのあたたかな佇まい。
いやあ、めんこい。めんこい。
80円也。
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