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サマーホリディNO.2「ポーラ美術館」

No.2 「ポーラ美術館」

夏休みといえばやっぱり山でしょう。
ということで台風一過のサマーホリデイ最終日は家人と共に一路ポーラ美術館へ。


半分だけ



箱根は山の緑が美しかった。
空の青さと相まってサマーホリデイムード満点である。

カフェ


ポーラ美術館では「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」を鑑賞。とても好みの展示だった。
現実(美術館)の空間の中でぷかぷかと浮かんだり、天井をぎっしり埋め尽くしたり、部屋の片隅で溶けかかっていたりとフレームには収まらない作品たちを眺めていると、作品と現実の境界線が曖昧にされて楽しかった。それから、書き味の臨場感がそのまま伝わってくる映像作品「マリリン」を鑑賞したおかげで高級な万年筆が無性に欲しくなってしまった。ああ、私もあの万年筆で筆記体を書いてみたい。

作品のひとつ



その他常設展も鑑賞。ハマスホイの作品やアンリ・ルソーの作品に幸せを噛みしめた。
最後はショップに立ち寄ってフィリップ・パレーノ展示作品をモチーフにしたポストカードを2枚、おもひでに買ってきた。

洗面所




それからポーラ美術館には広い敷地内に遊歩道があった。
前回初めて来た時には気に留めなかったし、気付いても散歩する時間もなかったと思う。
今回は帰ろうとしたら「遊歩道」のサインが目に入って、歩いてみることにした。夥しい木漏れ日の落ちる森の木立の中、木道を鳴らしながら歩く。鳴き交わす鳥たちの声が聞こえ、ところどころに唐突に作品が現れて異世界感が味わえた。


サマーホリデイ期間中は自宅にてスマホとPCとにらめっこしている時間が多かったから、しばしのデジタルデトックスとなりたいへん結構なリフレッシュとなった。

行きしなに西湘バイパスで見た相模湾のブルーグラデーションも感動の美しさだったし(写真撮らなかったのが残念)、帰り道で立ち寄ったリサイクルショップで見つけたハワイっぽいイラストがたくさんプリントされたコットンパンツの収穫も、全部ひっくるめてサマーホリデイ満喫の最終日となった。


以上、何とか無事にNo.2をかたちにすることができた。ミッションコンプリート。夏休みの予定は何もないとか言いながら遊んでばかりおりました。



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