東京駅から歩いて行ける美術館。
ブリヂストン美術館がいつの間にかアーティゾン美術館に変わっていた。
アーティゾン美術館という名前はかねてより見聞きしていたが、洒落た名前の美術館ができたものだな、いったいどこにできたのだろうと思っていた。最近になってブリヂストン美術館の生まれ変わりだと知り、この春初めて訪ねてみた。
アーティゾン美術館は、東京駅の八重洲口から続く八重洲地下街という広大な地下街を端まで歩けばもうすぐ目の前という場所にある。
直線が印象的なシンプル＆モダンな建物の館内には名だたる巨匠達の作品がずらり勢揃いで美術全集さながら。
ちょうど開催されていたダムタイプというアーティスト集団のインスタレーションも居心地のよい作品だった。
石橋さんの心意気と財力には感服するばかりだが、東京駅にはいろいろ集中していて矢鱈草臥れる。エネルギー消耗でへとへとになった帰り道、八重洲地下街で立ち寄った昔ながらの喫茶店がまさに都会のオアシスだった。
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