書記の読書記録#61「ローマ帝国衰亡史 4」

E.ギボン「ローマ帝国衰亡史 4」のレビューと読書記録

ローマ帝国衰亡史〈4〉西ゴート族侵入とテオドシウス (ちくま学芸文庫)

レビュー

次々にローマの為政者が変わる中で，周囲のさまざまな民族がローマ侵入を図る。対外関係は移り変わり，ローマ一強とも言えない時代となりつつある。西からのゴート族は脅威だ。

読書記録

＃ 1p11〜87
・皇帝饗宴・ユリアヌスのペルシア進撃（エウフラテス河，メソポタミア砂漠，アッシリア，ティグリス河）・哲学者リバニウス・ローマ軍の退却，ユリアヌスの死・ヨウィアヌス帝，屈辱的な和平交渉・五属州の還付

＃ 2p89〜153
・ヨウィアヌスの寛容宣言・ウァレンティアヌス帝，プロコピウスの叛乱・両帝の残酷さ，法と統治・聖職者規制・対外戦争：ゲルマニア，ブリタニア，アフリカ，東方，ドナウ河地帯・ブルグンド族，サクソン族，スコット族，ピクト族

＃ 3p154〜255
・ブリタニア侵入・フィルムスの叛乱・ペルシア戦争・東ゴート族王ヘルマンリク・ゴート戦争・グラテイアヌスとウァレンティアヌス2世による西帝国継承・遊牧民即戦士：スキタイ，タタール・食，住居，訓練，政治，地理的な活動範囲・フン族の衰退，移住，ゴート族の圧迫・ゴート族のローマ帝国領移住・モエシアの叛乱

＃ 4p255〜414
・ウァレンスのゴート進撃・ローマ属州劫略・テオドシウスの東方帝位・ゴート族の分裂と敗北・グラティアヌスの施政と欠点・アリウス派の没落・コンスタンティノポリス公会議・テオドシウスの勅令・ユスティナ母后に対する反対・マクティヌスの敗北と死・テオドシウスの美徳・アンティオキア，テサロニカの暴動・対エウゲニウス・ローマの改宗・セラピス神殿の破壊・異教の迫害，滅亡・異教儀式の導入

＃ 5p415〜508
・帝国2分割：ルフィヌスとスティリコ・アルカディウスの結婚・将軍スティリコ・アフリカのギルドー・アフリカ戦争・ホノリウスの結婚・ゴート族の叛乱・アラリックの進撃，西ゴート王に・ホノリウスの凱旋・ラダガイソスのイタリア侵入・アラリック=スティリコ交渉・スティリコの死

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