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書記の読書記録#132「結晶とはなにか―自然が作る対称性の不思議」

平山令明「結晶とはなにか―自然が作る対称性の不思議」のレビューと読書記録


レビュー

結晶化学の読み物としての入門書で,対称性(数学でいう群論)についての話が半分以上を占める。具体例でいうと,タンパク質のX線回折による構造解析において結晶化の技術は重要性をもつ。


読書記録

p3〜219
・物質の三態,結晶,アモルファス・分子間に働く力:共有結合,イオン結合,ロンドン力,ファンデルワールス力,水素結合・1次元配列:並進,鏡面,2回回転,映進・2次元配列:並進,鏡映,2回対称,3回対称,4回対称,6回対称・長方形格子,正方格子,六角形格子・有心格子・らせん・対称心・格子の基本:三斜晶系,単斜晶系,斜方晶系,正方晶系,立方晶系,六方晶系,菱面体晶系・空間群・結晶の作り方:食塩,ミョウバン・結晶核からの結晶の成長・結晶化の手法:温度勾配法,蒸発法,蒸気拡散法,ハンギングドロップ法,チョクラルスキー法(シリコン結晶),気相結晶成長法・異方性と等方性・X線回折・結晶多形・モザイク結晶・格子欠陥


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