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書記の読書記録#93「ローマ帝国衰亡史 6」

E.ギボン(訳:朱牟田夏雄,中野好之)「ローマ帝国衰亡史 6」のレビューと読書記録


レビュー

本巻では西ローマ帝国滅亡後の,コンスタンティナポリスを首都とする東ローマ帝国について,主にユスティニアヌス帝の治世について書かれている。ユスティニアヌス法典,聖ソフィア聖堂などの建立,帝国統治の行政改革などと,ユスティニアヌスは東ローマ帝国の最盛期の代表的な皇帝である。


読書記録

# 1p11〜84
・ユスティニアヌス以前の治世・東ゴート王テオドリック,イタリア征服へ・オドケアルの敗北・ローマ法制のイタリア統治・ボエティウスの愛国心・ユスティニアヌス帝の治世・皇后テオドラの専横・大競技場,青党と緑党


# 2p84〜176
・農業技術,絹の貿易・聖ソィア教会の建立・要塞の建造・カスピ門,イベリア門・アテナ学堂の禁止・執政官制度の廃止・アフリカ戦争・ベリサリウスのカルタゴ征服,ゲリメルの捕囚・ムーア戦争


# 3p176〜287
・アマラスンタの統治・ベリサリウスのシチリア統治・ゴート王テオダトゥス・ローマの防衛,ゴート軍撃退・フランク族イタリア侵入・ベリサリウスの栄光・スラヴ族,トルコ族,アヴァル族・ペルシアでのヌシルヴァンの治世・コルキス,ラジカ王の改宗,ラジカ戦争・エチオピアの同盟


# 4p289〜351
・アフリカの争乱・ムーア人,ゴート人の反乱・イタリア王トティラの勝利・ゴート族ローマ占領,ベリサリウスの対抗・ゴート王テイアスの死・フランク族,アレマンニ族のイタリア侵入,総督ナルセスにより撃退・彗星,地震,疫病


# 5p353〜446
・ローマ法学・十大官の十二表法・ユスティニアヌスの法改革,ユスティニアヌス法典・提要:位階と身分の区分,財産権(遺言の導入),債務(約定,利得,損害),犯罪と処罰


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