見出し画像

書記の読書記録#874『情報理論 (ちくま学芸文庫)』

甘利 俊一『情報理論 (ちくま学芸文庫)』のレビュー


レビュー

情報理論の教科書として有名で,教科書として優れていることは言うまでもないのだが,使い方には工夫が必要。読み物にしては計算が多く教科書にしては砕けすぎている感じで,必要に応じた読み方が要求される。個人的には,前半の離散パートは今井『情報理論』と併用,後半の連続パートは本書を起点に情報幾何学の学習も視野に入れて学習する。


もくじ

第1章 情報の数量的認識(情報量とエントロピー
情報源)
第2章 雑音のない通話路による情報伝送(雑音のない離散通話路
符号化による冗長度の除去)
第3章 雑音のある通話路での情報伝送(雑音のある離散通話路の容量
誤り訂正符号)
第4章 連続情報と信号空間(連続信号のエントロピー
信号空間の構成
連続通話路
信号空間の情報幾何学)
第5章 信号空間の写像と通信系の理論(通信系の構造
連続通信系の理論)


本記事のもくじはこちら:


学習に必要な本を買います。一覧→ https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1XI8RCAQIKR94?ref_=wl_share