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書記の読書記録#492『振動と波動』

寺沢 徳雄『振動と波動』のレビュー


レビュー

古典力学,電磁気学,連続体力学などを繋ぐ分野としての振動波動論の標準的な教科書。とはいえ,あまり使い勝手は良くない気がする。


もくじ

第1章 簡単な振動
  §1 単振動
  §2 減衰振動
  §3 強制振動


第2章 多自由度の振動
  §1 簡単な連成振動
  §2 鎖状につながれた質点系の振動(1)
  §3 鎖状につながれた質点系の振動(2)


第3章 1次元の波
  §1 弦を伝わる横波と細い棒を伝わる縦波
  §2 波動方程式の解
  §3 フーリエ分解の方法
  §4 波動のエネルギー
  §5 弦の強制振動と減衰振動


第4章 連続体を伝わる波
  §1 連続体内で働く応力とひずみ
  §2 固体や流体中を伝わる波
  §3 水の波


第5章 電磁波
  §1 マクスウェル方程式
  §2 真空中の電磁波
  §3 電磁波のエネルギー
  §4 一様な物質中の電磁波
  §5 反射と屈折
  §6 偏り


第6章 波の干渉と回折
  §1 ホイヘンスの原理
  §2 薄膜による光の反射と干渉
  §3 長方形のスリットによる回折
  §4 回折格子


第7章 分散性媒質を伝わる波と群速度
  §1 分散性媒質中の電磁波
  §2 群速度


第8章 波動性と粒子性
  §1 もう1種類の波動
  §2 光の本性
  §3 物質波
  §4 不確定性原理


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