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書記の読書記録#707『グラフ理論とフレームワークの幾何 (数学のかんどころ)』

前原濶,桑田孝泰『グラフ理論とフレームワークの幾何 (数学のかんどころ)』のレビュー


レビュー

前半のグラフ理論は簡単にまとめられた程度,後半のフレームワークの幾何は他書ではあまり扱われない分野で,グラフ理論の一つの応用として勉強しておくのもアリ。


もくじ

第1章 グラフの基礎
1.1 グラフ・握手補題
1.2 いろいろなグラフ
1.3 隣接行列

第2章 木と全域木
2.1 木と林
2.2 重みつきグラフの最小全域木
2.3 行列と木の定理

第3章 周遊・巡回の問題
3.1 オイラー小道とオイラー回路
3.2 フラーリのアルゴリズム
3.3 ハミルトンパスとハミルトンサイクル

第4章 平面グラフ・彩色問題
4.1 平面グラフとオイラーの公式
4.2 平面擬グラフと双対グラフ
4.3 グラフの辺彩色
4.4 地図の塗り分けとグラフの頂点彩色

第5章 フレームワーク
5.1 フレームワークの連続変形
5.2 グリッドの変形
5.3 四辺形フレームワークの変形

第6章 完全2部グラフ
6.1 K3,3と同型なフレームワーク
6.2 作図不可能な定形フレームワーク
6.3 一般に定形なグラフ

第7章 等辺フレームワーク
7.1 三角形のない等辺フレームワーク
7.2 マッチ棒細工で確定できる距離


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