書記の読書記録#92「トロイア戦争全史」
松田治「トロイア戦争全史」のレビューと読書記録
レビュー
『「トロイア戦争について知りたければ,この一冊で十分だ」と言えるような本をつくりたい。』
本書はまさにそれに応えたものと言える。古代ギリシャ・ローマについて記述が多いなかで,トロイア戦争の流れがわかるように再編成したテキストである。
範囲としてはテティスとペーレウスの結婚,エリスの不和の林檎から始まり,トロイア陥落からの水没までを扱っている。全7章144話からなる物語として,トロイア戦争について整理できる。
もくじ
第1章 女神と人の結婚
第2章 ギリシャ軍の集結さ
第3章 トロイアの戦塵
第4章 アキレウスの最期
第5章 ギリシャ軍の頼みの綱
第6章 トロイアの木馬
第7章 トロイア陥落
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