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書記の読書記録#1194『限りなく透明に近いブルー』

村上龍『限りなく透明に近いブルー』のレビュー


レビュー

武蔵野美術大学在学中の1976年、福生の米軍キャンプで麻薬とセックスに溺れる退廃的な若者たちを描いた『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、及び芥川龍之介賞を受賞。同作は100万部を売り上げた。

こうでありたいという渇望,甘え切った欲望,タイトル通りの澄んだ精神を見せようとする,そのゲロまみれの醜さに魅力を感じた。

本作に対しての嫌悪が多いのは,社会的に健全な証拠だと思う。


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