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書記の読書記録#354『マークス臨床生化学』

横溝 岳彦『マークス臨床生化学』のレビュー


レビュー

生化学といえば,ヴォートやレーニンジャーなどが教養課程に用いられているそうだ。ただしこれらは応用科目の医学科では大きすぎるかもしれない。

本書は教養課程と医学科の中間くらいをターゲットにしている感じ。




参考:

生化学の教科書は何が良いか

もくじ

I編 エネルギー源代謝
1章 代謝のエネルギー源と食物の構成要素
2章 摂食(吸収)状態
3章 絶食
II編 生化学の化学的・生物学的基礎
4章 水,酸・塩基,緩衝液
5章 体内の主要物質の構造
6章 タンパク質のアミノ酸
7章 タンパク質の構造・機能相関
8章 触媒としての酵素
9章 酵素の調節
III編 遺伝子発現とタンパク質合成
10章 核酸の構造
11章 DNA合成
12章 転写: RNA の合成
13章 翻訳:タンパク質合成
14章 遺伝子発現の制御
IV編 炭水化物の代謝,エネルギー源の酸化,アデノシン三リン酸の生成
15章 インスリン,グルカゴン,その他のホルモンによるエネルギー代謝制御の基本概念
16章 細胞生体エネルギー論: ATP とO2
17章 炭水化物の消化,吸収,輸送
18章 解糖:グルコース,フルクトース,ガラクトースからのATP 産生
19章 トリカルボン酸回路
20章 酸化的リン酸化とミトコンドリアの機能
21章 酸素の毒性とフリーラジカル傷害
22章 グリコーゲン合成と分解
23章 ペントースリン酸経路とグリコシド・乳糖・糖タンパク質・糖脂質の合成
24章 糖新生と血中グルコース濃度の維持
V編 脂質代謝
25章 食事性脂質の消化と輸送
26章 脂肪酸とケトン体の酸化
27章 脂肪酸,トリアシルグリセロール,主な膜脂質の合成
28章 コレステロールの吸収,合成,代謝,運命
29章 エタノール代謝
30章 糖代謝と脂質代謝の統合
VI編 窒素代謝
31章 タンパク質の消化とアミノ酸の吸収
32章 アミノ酸窒素の運命:尿素回路
33章 アミノ酸の合成と分解
34章 テトラヒドロ葉酸,ビタミンB12,S−アデノシルメチオニン
35章 プリン・ピリミジン代謝
36章 アミノ酸代謝の組織間の関係


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