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書記の読書記録#665『文化のなかの西洋音楽史』

ポール グリフィス(訳:小野寺 粛)『文化のなかの西洋音楽史』のレビュー


レビュー

特に現代音楽を専門とする著者(他に『現代音楽小史―ドビュッシーからブーレーズまで』『現代音楽 1945年以降の前衛』など)による音楽評論,周辺の文化や作曲家同士の関係などが一本の糸に繋がっている。グラウト/パリスカと並行して読むのも良い。


もくじ

日本語版監修者まえがき

序章 先史時代

第一章 全き時
1.バビロニア人からフランク族へ

第二章 測られる時 1100―1400
2.トルバドゥールとオルガヌムの作曲家
3.アルス・ノーヴァとナルキッソスの時計

第三章 感じられる時 1400―1630
4.和声、すなわち時の光
5.ルネサンス盛期の光輝
6.改革と心痛
7.音楽で語る

第四章 知られる時 1630―1770
8.バロックの朝
9.フーガ、協奏曲、オペラの受難
10.ロココと改革

第五章 抱かれる時 1770―1815
11.喜劇としてのソナタ
12.革命の機運

第六章 逃げゆく時 1815―1907
13.聾者と歌い手
14.天使とその他の神童
15.新ドイツ楽派と古きウィーン
16.ロマン派の黄昏
17.夜の帳と暁

第七章 もつれる時 1908―1975
18.再び始める
19.前に、後ろに、そして横道に
20.国民の要求
21.三度始める
22.旋風

第八章 失われた時 1975年以降
23.迷宮の谺
24.間奏曲

訳者あとがき
人名索引


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