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書記の読書記録#838『流体工学と伝熱工学のための次元解析活用法』

五十嵐 保杉山 均『流体工学と伝熱工学のための次元解析活用法』のレビュー


レビュー

次元解析の応用について,特に流体力学と伝熱工学における例を数多く示した教科書。本書で当分野の無次元量については網羅できる。


もくじ

第1章 次元
1.1 次元
1.2 基本量と2次量
1.3 単位と基本単位系

第2章 次元解析
2.1 次元解析の原理
2.2 π(パイ)定理
2.3 次元定数と基本単位の数
2.4 模型実験と流れの相似則
参考文献

第3章 次元解析の実際
3.1 力学・熱力学
3.2 流体力学
3.3 熱工学(伝熱工学)
3.4 無次元量
参考文献

第4章 方向性次元解析
4.1 方向性次元解析の有用性と例題
4.2 方向性次元解析の活用:偏微分方程式から常微分方程式へ
参考文献

第5章 工学への応用例
5.1 密閉空間内自然対流の振動現象
5.2 毛細管から落下する液滴の質量
5.3 橋脚まわりの洗掘
5.4 水流により引き上げられる卵,ゴルフボール,球
5.5 噴流により空中保持される円盤
5.6 漏斗内の球
5.7 平板層流境界層に置かれた長方形柱まわりの熱伝達
5.8 ダクト内円柱ブロック群の圧力損失と熱伝達
参考文献

索引


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