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書記の読書記録#1040『現代化学史: 原子・分子の科学の発展』

廣田 襄『現代化学史: 原子・分子の科学の発展』のレビュー


レビュー

近代からの化学を振り返る大著であり,分野ごとに分類した上でノーベル賞受賞者の研究を中心にまとめている。広大な「化学」という分野を整理することに成功した労作と言える。


もくじ

第1部 近代化学の完成へ(近代化学への道―18世紀までの化学:原子・分子の科学の曙;近代化学の発展―19世紀の化学:原子・分子の概念の確立と専門の分化)
第2部 現代化学の誕生とその発展(19世紀末から20世紀初期の物理学の革命―X線、放射線、電子の発見と量子論;20世紀前半の化学―原子・分子の科学の成熟と拡大)
第3部 現代の化学(20世紀後半の化学(1)―分子の観測・分析と創製における進歩
20世紀後半の化学(2)―分子に基づく生命現象の理解
20世紀の化学とこれから)


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