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書記の読書記録#706『クオ・ワディス』(全3巻)

シェンキェーヴィチ(訳:木村彰一)『クオ・ワディス』のレビュー


レビュー

『クォ・ヴァディス: ネロの時代の物語』は,ポーランドの作家ヘンリク・シェンキェヴィチによる歴史小説。一般には単に『クォ・ヴァディス』として知られる。1895年にポーランドの3つの新聞に連載され、1896年に出版された。

Quo vadis, Domine? (主よ、何処にか行き給う / 主よ、どこに行かれるのですか)

新約聖書『ヨハネによる福音書』

古代ローマの1世紀,あるところではネロの絢爛な姿,あるところでは使徒の不気味な姿が映し出される。ウィニキウスの心情変化が時代と共に移り変わり,過ぎ去っていく様がドラマを生み出している。



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