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書記の読書記録#160「ローマ帝国衰亡史 10」

E.ギボン(訳:中野好之)「ローマ帝国衰亡史 10」のレビューと読書記録


レビュー

ローマ帝国の興亡のまとめ。

たとえば自由な共和国の名前と理念を長期にわたって保存した初期の皇帝の巧妙な政策,軍人専制の無秩序,キリスト教の興起,確立とその諸宗派,コンスタンチィノポリスの建設と帝国の分割,ゲルマンとスキタイの蛮族民の侵入と定着、民法典の編纂,マホメットの人格とその宗教,教皇の現世的な首長権,シャルルマーニュの西ローマ帝国の復興と衰滅,東方へのラテン人の十字軍,サラセン人とトルコ人の征服事業,ギリシア(ビザンティウム)帝国の滅亡と中世におけるローマの状況と変遷等々。(p401)


読書記録

# 1p11〜111
・チンギスハーン,モンゴル人の侵入・モンケとフビライの統治・モンゴル帝国分割・オスマントルコの起源,オルハンの治世,バヤジッド1世・パラエオログス帝,マヌエル2世・ティムールによる征服・「鉄の檻」の逸話・オスマン王朝・火薬の発明と使用

# 2p113〜205
・西ヨーロッパ諸国でのギリシアの知識・ラテン教会の腐敗と大離教・フェラーラでのギリシアラテン会議・教会合同・イタリアでのギリシア学再興,プラトン哲学の復活・ギリシアの宗教分離・ムラート2世・アルバニア戦争・コンスタンティヌス11世

# 3p207〜319
・メフメット2世・コンスタンティノポリス攻囲,海軍の山越え・最後の皇帝パラエオログス・陥落の悲報と西欧諸国・フランス,ドイツの皇帝・教皇の権威・ローマの政治的独立・フリードリヒ1世・コロンナ家とオルシーニ家

# 4p321〜436
・詩人ペトラルカ・護民官リエンツォ・ローマの革命・ピサの宗教会議・マルティヌス5世・教会国家,シクストゥス5世・ローマ遺跡・ローマ崩壊の原因


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