書記の読書記録#349『またふたたびの道・砧をうつ女』
李 恢成『またふたたびの道・砧をうつ女』のレビュー
「戦後文学の現在形」収録作
レビュー
『またふたたびの道』は第12回群像新人文学賞受賞作,『砧をうつ女』は第66回芥川賞受賞作(日本文壇初の外国人)。
いわゆる「在樺コリアン」としての壮絶な経験と,家族への心境が混ざり合った作品である。主に子供からの目線で語られており,様々な劣等感を育むこととなる。
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