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書記の読書記録#858『建築学テキスト 建築構造力学』(全2巻)

坂田 弘安島崎 和司『建築学テキスト 建築構造力学』(全2巻)のレビュー




レビュー

建築構造力学の教科書の一つで,具体例を通して計算に慣れることができる。


もくじ

Ⅰ静定構造力学を学ぶ

第1章 概論

1・1 建築物と建築構造力学

1・2 建築物に作用する外力

1・3 建築物のモデル化

1・4 節点と支点

第2章 力の基本

2・1 力の表し方

2・2 力のモーメント

2・3 力のモデル化

2・4 力の合成と分解

1 1点に作用する力の合成
2 力の2力への分解
3 平行な力の合成
4 平行な2力への分解

2・5 力の釣り合い

2・6 反力

1 支点と反力
2 反力の求め方
3 3ヒンジ系構造物の反力の求め方

2・7 構造物の安定・不安定,静定・不静定

第3章 部材に生じる力

3・1 静定トラス

1 トラス部材に生じる力
2 節点法
3 切断法

3・2 静定梁

1 梁部材に生じる力
2 梁部材に生じる力の求め方と描き方
3 荷重・せん断力・曲げモーメントの関係

3・3 片持梁

1 集中荷重を受ける場合
2 等分布荷重を受ける場合
3 等変分布荷重を受ける場合
4 モーメント荷重を受ける場合

3・4 単純梁

1 集注荷重を受ける場合
2 等分布荷重を受ける場合
3 等変分布荷重を受ける場合
4 モーメント荷重を受ける場合

3・5 静定ラーメン

1 部材に生じる力の描き方
2 片持梁系静定ラーメン
3 単純梁系静定ラーメン
4 3ヒンジ静定ラーメン,ゲルバー梁,合成ラーメン

第4章 断面に生じる力

4・1 応力度とひずみ度

1 軸方向応力度
2 ポアソン比
3 せん断変形
4 主応力

4・2 曲げを受ける部材

1 モーメントと回転量(対称断面)
2 モーメントと回転量(非対称断面)

4・3 断面の性質

1 断面1次モーメントと図心
2 断面2次モーメント
3 断面の主軸
4 断面係数
5 その他の係数

4・4 曲げモーメントとせん断を受ける部材

1 せん断応力度
2 梁の主応力線

4・5 曲げと軸力を受ける部材

1 バネに生じる組み合わせ応力
2 連続体の組み合わせ応力

第5章 部材の変形

5・1 モーメントによる変形

1 モーメントと変形
2 片持部材の変形
3 曲率と変形
4 モールの定理

5・2 せん断力による変形

5・3 軸方向力による変形


Ⅱ不静定構造力学を学ぶ

第1章 部材に生じる応力度と変形

1・1 建築構造力学Ⅰで学んだ基本的事項
1・2 仕事とエネルギー
1・3 外力仕事と内力仕事
1・4 仮想仕事の原理

第2章 骨組みに生じる力と変形

2・1 不静定構造
2・2 変形の適合条件による解法
2・3 たわみ角法
2・4 固定モーメント法
2・5 D値法

第3章 マトリクス法

3・1 基本的な考え方
3・2 平面トラスの剛性マトリクス
3・3 せん断力と曲げを受ける部材の剛性マトリクス
3・4 軸力、せん断力、曲げを受ける部材の剛性マトリクス
3・5 軸力、せん断力、曲げを受ける部材が任意の方向を向いている場合の剛性マトリクス

第4章 終局強度

4・1 断面の終局強度
4・2 構造物の終局強度

第5章 座屈

5・1 圧縮材の座屈

第6章 構造解析から構造設計へ

6・1 構造設計の概要
6・2 荷重・外力
6・3 骨組みの解析・断面算定
6・4 耐震安全性の検討


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