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書記の読書記録#250『電磁気学』『電磁気学演習』(砂川)

砂川重信『電磁気学』『電磁気学演習』のレビュー



レビュー

マクスウェル方程式の導出までが,本書の主な役割であり,入門書としては定番のものである。電磁気学に必要なベクトル解析について,本書では要所で示されている。

演習の方は,一応テキストに沿った順番を取っているが,応用問題が多めでレベル感に差があるかもしれない。『電磁気学』の演習ならもう少し簡単でも良いと思う。

著者といえば「理論電磁気学」が有名で,こちらはマクスウェル方程式から始まる(一般的には中級者以上向けとされる)。


もくじ『電磁気学』

第1章 静電場 

第2章 定常電流 

第3章 電流と磁場 

第4章 電磁誘導 

第5章 マクスウェルの方程式 

第6章 準定常電流 

第7章 電磁波とその放射


もくじ『電磁気学演習』

第1章 静電場
第2章 定常電流
第3章 電流と磁場
第4章 電磁誘導と準定常電流
第5章 電磁波とその放射


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